年末年始はシリーズものや見逃していた映画をイッキ見する絶好の機会！大掃除をして初詣に行ったらあとは寝正月…なんてことにならないために、2015年のおさらい＆2016年のスタートにぴったりな映画をご紹介します。
■『スター・ウォーズ』シリーズ
──最新作『フォースの覚醒』を観る前に！
ジョージ・ルーカスが生み出したSF映画の傑作『スター・ウォーズ』。
当初製作されたのが「旧3部作」と呼ばれる『エピソード4／新たなる希望』（77）、『エピソード5／帝国の逆襲』（80）、『エピソード6／ジェダイの帰還』（83）。その3部作から遡った過去を描いているのが「新3部作」と呼ばれる『エピソード1／ファントム・メナス』（99）、『エピソード2／クローンの攻撃』（02）、『エピソード3／シスの復讐』（05）。エピソードの数字の順番に観ると、映画の中の時系列通りに物語を楽しむことができる。あるいは、製作順つまり映画が実際に公開された順番で観るという、製作陣が意図した順番での鑑賞方法もおすすめです！
最新作『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』は、「旧３部作」の最後に製作された『エピソード6／ジェダイの帰還』から約30年後が舞台。主要キャラクターたちが引き続き登場することもあり、シリーズ6作を観るとより楽しめるはず！
■『007』シリーズ
──まだ間に合う！最新作『スペクター』へと繋がる物語を復習
イギリス秘密情報部MI6のスパイ“007”ことジェームズ・ボンドの活躍を描く人気シリーズ。
ダニエル・クレイグがボンドを演じている映画は『007 カジノ・ロワイヤル』（06）、『007 慰めの報酬』（08）、『007 スカイフォール』（12）の3作。007に昇格して初の任務と恋人との関係を描く『カジノ・ロワイヤル』、その1時間後から始まり因縁の敵を相手に苦悩する姿を描いた『慰めの報酬』、そして最強の敵がボンドとMI6の前に立ちはだかる『スカイフォール』。それぞれ独立した作品でありながらシリーズを通して成長を遂げていくジェームズ・ボンドの姿は何回観てもシビれます！
最新作『007 スペクター』は、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じてきた過去3作の集大成のような映画。ぜひ、若いジェームズ・ボンドの成長と活躍ぶりを復習してから映画館へ！
■マーベル映画
(C)Marvel 2015
──さらに面白くなるマーベルの世界にハマる
マーベル・コミックに登場するのヒーローたちの活躍を描くマーベル映画。
ヒーローたちが大集結した『アベンジャーズ』に続く第2弾『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン 』が今年公開されました。登場するヒーローの中には『アイアンマン』『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ』といった、それぞれのキャラクターを主人公にした映画もあります。さらに今年公開された『アントマン』や2016年公開予定の『ドクター・ストレンジ』など新しいヒーローの映画も続々と登場しています。今後彼らも『アベンジャーズ』に参戦すると噂されているので、『アベンジャーズ』を観て気になるキャラクターがいたら、それぞれの単独の映画を観るという楽しみ方も。
2016年にはキャプテン・アメリカが主人公の映画第3弾となる『キャプテン・アメリカ／シビル・ウォー』の公開も控え、ますます盛り上がるマーベル映画にどっぷりハマってみてはいかがでしょうか？
■2015年のヒット作
(C)Universal Pictures and Amblin Entertainment
──今年、人気を集めた映画はコレ！
洋画実写のヒット作は『ジュラシック・ワールド』。第3弾の公開から14年ぶりにシリーズが復活し、遂にオープンした恐竜のテーマ・パークの大迫力に圧倒されます。洋画アニメは『怪盗グルー』シリーズに登場する黄色い謎の生物ミニオンが主役になった『ミニオンズ』。ミニオンたちの可愛さに魅了される人が続出。家族みんなで楽しめる冒険アドベンチャーです。
続いて邦画実写のヒット作は2007年の前作から8年ぶりに復活した人気TVドラマの劇場版第2弾『HERO』。一つの事件を巡る検事たちの活躍を描き、個性的な仲間たちが事件解明のため団結する姿は感動的です。最後に邦画アニメは『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督『バケモノの子』。バケモノ界でバケモノに育てられた人間界の少年の成長を描いた、子供から大人まで楽しめる冒険活劇です。
2015年に人気を集めた面白い映画を観たい方は、ヒット作を選べば間違いなし！話題になっていたけれど見逃してしまった方もこの機会にぜひご鑑賞ください。
■映画で初笑い
──2016年はコメディ映画からスタート！
コメディといえばこの人、三谷幸喜が豪華オールスターキャストを集めた群像劇『THE 有頂天ホテル』。とあるホテルを舞台に大晦日から年明けまでの2時間を描いたかつてないノンストップ・コメディ。そして、2015年に公開10周年を迎えた『サマータイムマシン・ブルース』。タイムトラベルをテーマに、コメディでありながら伏線を散りばめた緻密な構成で物語が展開する極上のエンターテインメント作。爽やかなコメディが好きな方へのおすすめがジム・キャリー主演の『イエスマン “YES”は人生のパスワード』。後ろ向きな自分を変えるため、どんな時も「イエス」と言うルールを決めた男の奮闘を描いた笑って泣けるコメディ映画。最後に今話題のSF映画の歴史の中でもうひとつの伝説のシリーズ『スター・トレック』へオマージュを捧げた『ギャラクシー★クエスト』。映画の主人公は宇宙の英雄…という設定のドラマで人気を博した俳優たち。彼らのもとに現れた本物の宇宙人の勘違いで、実際の宇宙戦争に巻き込まれてしまうことから芽生える友情も感動的な傑作コメディです。
ぜひ新春はコメディ映画を観て初笑いを！そして、2016年の良いスタートを迎えてください！
以上、年末年始にイッキ見したいおすすめ映画特集でした！最後までお読みいただきありがとうございました。
気になる作品があったら、ぜひ映画ランドでチェックしてみてください♪
