映画『ピンクとグレー』初日舞台挨拶が9日、TOHOシネマズ新宿にて行われた。この日、主演の中島裕翔（Hey! Say! JUMP）をはじめ、菅田将暉、夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥、小林涼子、行定勲監督が出席した。
NEWSの加藤シゲアキが、芸能界の嘘とリアルを描いた問題作を『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が映画化した本作。主人公の大人気スター・白木蓮吾に映画初主演の中島裕翔、その親友・河田大貴を菅田将暉、2人の初恋の人であり、幼馴染のサリーを夏帆が演じる。
菅田は「今日は裕翔の晴れ舞台なので、授業参観に来るお父さんの気分」と自前のカメラを持って登場。そんな菅田のあいさつに笑顔を浮かべた中島は「この日を迎えられて本当に嬉しい。皆さんの反応が楽しみで『ピンクとグレー』一色に染まれば」と喜びを明かし、「映画初主演・初出演で、周りの人にいい環境を作っていただいて本当に幸せ者だなと思います！」と感謝を述べた。
時折、キャストの写真を撮って笑いを誘う菅田は「昨日テレビに出させていただいたんですが、裕翔から即『いま観てるよ〜』『俺はデジタル専門だ！』って連絡がくる」と中島とのやりとりを告白。さらに「主演だから一生懸命（トークを）フォローする裕翔がすっごいかわいい」と話すと、中島は「その『かわいい』って言うのやめてもらっていい！？また記事になっちゃうから（笑）」と赤面した。
一方、中島との共演は3回目という夏帆は「身長が伸びた（笑）初めて会った時は小学生だったので、『夏帆ちゃん、夏帆ちゃん〜』って可愛いかったです。当時から自分をしっかり持っていて、素直にまっすぐ大きく育ってくれてよかった」とお母さん目線で振り返った。
また、菅田は「裕翔に殴られるシーンがすごい気持ちよかった。記憶飛ぶかと思うくらいのパンチでぶつかってきてくれて、当たってもよく辞めずに続けたよ」と中島の演技を絶賛。行定監督は「なかなか3週間の撮影で、こんなに仲良くなるキャストはいない。お互いをリスペクトしている関係が、この映画の大きな要因になっている」と2人の仲を称賛した。
映画『ピンクとグレー』は全国公開中
【CREDIT】
原作：加藤シゲアキ「ピンクとグレー」（角川文庫）
監督：行定勲
出演：中島裕翔／菅田将暉／夏帆／岸井ゆきの／小林涼子／宮崎美子／柳楽優弥 他
配給：アスミック・エース
（C）2016「ピンクとグレー」製作委員会
