映画『はなちゃんのみそ汁』広末涼子、アイドルを夢みる娘の背中を押す「いまがチャンスです!」

映画『はなちゃんのみそ汁』全国拡大公開記念舞台挨拶が9日、都内・テアトル新宿にて行われた。主演の広末涼子をはじめ、滝藤賢一、一青窈、阿久根知昭監督が出席。サプライズで、広末扮する千恵の娘・はな 役の赤松えみなが“花束ガール”として駆けつけた。

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乳がんを患い33歳の若さでこの世を去った千恵が、家族との日々をつづったブログを基にした同名エッセイを広末涼子主演で映画化した本作。結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた彼女たちの、美味しくて温かいかけがえのない日々を描く。

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テアトル新宿&福岡県内の劇場での先行公開を経て「ようやく全国公開初日を迎えられて、本当に幸せ」とあいさつした広末。余命わずかになっても、前向きに明るく生きる女性・千恵を演じて「残された時間をどう過ごすか、その大切さを意識することは、すごく怖いことだと思います。一つ一つの目標を明確に掲げて、ポジティブに向き合っていける千恵さんを尊敬しています」と言葉をかみしめた。

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「広末さんがドンと構えてくれたので、自然と役に入り込めました」と撮影を振り返る滝藤は「さすが日本を代表する女優さん。僕も見習わないといけない。何度も芝居で泣かされました」と絶賛。広末も、滝藤の演技に感化されたようで「いつも感情があふれていて、すぐ泣いちゃうんです。私ももらい泣きしそうになって、我慢するのが大変でした」と明かした。

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舞台挨拶では“花束ガール”として、広末扮する千恵の娘・はな 役の赤松えみながサプライズで登場。赤松との再会に、自然と笑みがこぼれた広末は「はなの夢は何ですか?」と質問。すると赤松は「アイドル!アイドル目指して頑張ります!」とにっこり。広末は「まだどこにも所属しておりません。いまがチャンスです!」と背中を押した。

 

映画『はなちゃんのみそ汁』は全国拡大公開中

【CREDIT】

公式サイト:

原作:安武信吾・千恵・はな「はなちゃんのみそ汁」(文藝春秋刊)

監督・脚本:阿久根知昭

出演:広末涼子/滝藤賢一/一青窈/紺野まひる/原田貴和子/春風ひとみ/遼河はるひ/赤松えみな(子役)

配給:東京テアトル

主題歌:一青窈「満点星」(ユニバーサルミュージック/EMI Records)

(c)2015「はなちゃんのみそ汁」フィルムパートナーズ

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