映画『ザ・ウォーク』出川哲朗、腕の見せ所で振り切れず「リアクション芸人に優しさはいらないんです!」

お笑い芸人の出川哲朗が20日、都内にて行われた映画『ザ・ウォーク』公開記念イベントに出席。本編さながらの“命綱なし”の空中闊歩に挑戦した。

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本作は、当時(1974年)世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ一本でつなぎ、高さ411mの道なき空間を、命綱なしの空中闊歩に挑んだ名もなき男・フィリップ・プティの実話を描く。『フォレスト・ガンプ/一期一会』のロバート・ゼメキス監督が、『500日のサマー』『ダークナイト・ライジング』のジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えて、手に汗握る<100%未体験>な感動作に仕上がっている。

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「プティの姿に共感した」という出川は、「やっぱり彼は“世界一やばい男”なので、この映画の宣伝は“日本一やばい男”がやらなきゃいけない、僕しかいない」と豪語。「申し訳ないけど、こんなセットでビビるわけがない!セット作ってくれた人ごめんなさい(笑)ただ渡るだけじゃなく、宣伝もしながら渡らせていただきますよ!そこはもう“シャッチャーチャンス”ですよ」と挑戦を前に余裕の表情。

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プティさながらバランス棒を持って、真剣な表情をみせる出川。だが開始早々「こんなバランス棒なんていらないですよ!」と投げ捨てるも「ちょっと待って、結構(風が)強いね」と足場にしがみつき、「3D映像がとにかくすごい」「もっとすごいのが、実話なんです!」「なぜ命綱をつけず、あんな危ないことをするのか、僕はすごい感銘を受けました」「ぜひ劇場で」と強風やボールに襲われながらも、見事に宣伝隊長の役目を果たした。

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挑戦を終えた出川は「一言だけいいですか、このワイヤーの幅が広すぎる!リアクション芸人に優しさはいらないんです!正直いまの茶番ですよ」と愚痴をこぼすが、新聞紙が顔に覆い被さった場面には「あそこは心の中で『ありがとう』って思ってました。よく良いところに投げてくれた」と感謝した。

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また、映画コメンテーターの有村昆(MC)が「一歩踏み出す勇気を教えてくれる映画」「何もない人生は死んでるのと同じだ」と名言を語ると、出川は「うまいな…いや、人生で一歩を踏み入れる勇気をもらえる、そんな映画です!」「人生になにもない空っぽな…なんでしたっけ(笑)」とセリフを奪い、笑いをとった。最後に「プティの生き様がほんとすごい。この映画を観て何かを感じない人は、もはや人間ではない!」と力強くアピールした。

 

映画『ザ・ウォーク』は1月23日(土)より全国ロードショー

【CREDIT】

監督:ロバート・ゼメキス

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ベン・キングズレー/シャルロット・ルボン/ジェームズ・バッジ・デール 他

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

公式サイト:http://www.thewalk-movie.jp/

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