映画『僕だけがいない街』大阪舞台挨拶が27日、大阪・梅田ブルク7にて行われ、主演の藤原竜也、有村架純、メガホンを取った平川雄一朗監督が出席した。
三部けいの同名マンガを映画化した本作は、“リバイバル”という「時間が巻き戻る」不思議な現象に巻き込まれた主人公・悟が、現在(2006年)と過去(1988年)の2つの世界を行き来しながら、18年前の連続誘拐殺人事件の謎と真犯人に迫るミステリー。
3月19日(土)より全国公開される本作。大歓声の中、藤原は「去年の8月から10月まで撮影し、ようやく完成しました。多くの原作ファンの方がいる作品ですが、平川監督がすてきな心温まる作品を作ってくれたと思います。今日は楽しんで観ていってください」とあいさつ。兵庫出身の有村は、関西での凱旋上映に「今日は地元の舞台挨拶ということでとても楽しみにしていました。親友も来てくれているんです。この映画は“僕街”と略されていると思いますが、映画を気に入っていただけたら」とメッセージを贈った。
また、本作が初共演となる2人。お互いの印象について、藤原は「架純ちゃんは本当にナチュラル。僕はすごく緊張しがちでスロースターターなんですが、となりにすごく自然にいてくれますし、変に緊張させない方です」と明かし、「愛梨同様本当にそばにいてくれて、気持ち的にもひっぱってくれました。『若いのに』とか言われると思いますが、立派な女優さんだと思います」と褒めちぎった。一方、有村は「竜也さんはとってもストイックな方。現場では、もっと寡黙で近づきがたい人かと思っていたら、スマートで紳士的で(笑)、一緒にいてすごく楽しかったです」と笑顔をみせた。
さらに、大阪に思い出があるという有村は「やっぱり梅田とか、HEP FIVEの観覧車とか見ると帰ってきたなという感じがします。藤原さんには私の地元のたこ焼きを食べていただきたいですね。大きくてたこがごろごろしているんです!」と関西凱旋を喜んでいた。
映画『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国ロードショー
【CREDIT】
原作:「僕だけがいない街」三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)
監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也/有村架純/及川光博/杉本哲太/石田ゆり子 ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:bokumachi-movie.com
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