『リリーのすべて』トム・フーパー監督が映像美&製作秘話を語る特別映像公開

エディ・レッドメイン×アリシア・ヴィキャンデル最新作『リリーのすべて』が3月18日(金)より公開される。この度、本作のメガホンを取る『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督が「絵のような柔らかな光を映像化した」という映像美&製作秘話を語る特別映像が解禁された。

リリーのすべて

本作は、今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督がメガホンを取り、主演のエディ・レッドメインほか、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショーら豪華キャストが集結した。先日発表された第88回アカデミー賞でリリーの妻・ゲルダを演じるアリシア・ヴィキャンデルが初ノミネートにして助演女優賞に輝き、3月9日に開催されるジャパンプレミアを機に、主演のエディ・レッドメインと監督のトム・フーパーが来日するなど、ますます注目が集まる本作。

公開された特別映像では、製作を担当したアン・ハリソンが「トムはこれが愛の物語であることを即座に理解してくれた。ジェンダーを超えた愛の物語だと」と話し、リリー役のエディは「トムはあらゆることに精通していて理にかなったやり方を撮影の際に求めた。でも演じる際の感覚も大切にしている」と監督の撮影に対する姿勢を絶賛。また、ゲルダ役のアリシアは、登場人物の絵画的配置やライティング、対照的な構図について「トムは登場人物の感情をデリケートに、そして繊細に描いた」とコメントしている。

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フーパー監督は、本作が絵画のように美しく表現されている理由を「アイナーとゲルダは美を基準に世界を見ていた。アイナーは風景に魅かれ、ゲルダは女性の美しさをカンバスに表現した。だから私も映像美にこだわった」と語り、構図について「デンマーク人の画家、ハンマース・ホイを基に彼の絵に描かれた住居を再現した。撮影監督のダニーに無理を頼んでハンマース・ホイの絵のような柔らかな光を映像化したんだ」とこだわりを明かしている。

映画『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国ロードショー

【CREDIT】
監督:トム・フーパー
出演:エディ・レッドメイン/アリシア・ヴィキャンデル/ベン・ウィショー/アンバー・ハード/マティアス・スーナールツ 他
配給:東宝東和  レーティング:R15+
公式サイト:lili-movie.jp

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