映画『僕だけがいない街』福岡舞台挨拶が9日、福岡・Tジョイ博多にて行われ、主演の藤原竜也、メガホンを取った平川雄一朗監督が出席した。
三部けいの同名マンガを映画化した本作は、“リバイバル”という「時間が巻き戻る」不思議な現象に巻き込まれた主人公・悟が、現在(2006年)と過去(1988年)の2つの世界を行き来しながら、18年前の連続誘拐殺人事件の謎と真犯人に迫るミステリー。
過去と現在を行き来する主人公・悟を演じた藤原は「去年の夏ぐらいから秋にかけてこの作品を監督に完成させてもらいました。すごく原作のファンがいる作品で、実写版なのですが、面白く素敵な作品になっていると思いますので、皆さん楽しんで帰っていただければと思います」とあいさつ。また、原作を知らなかった様子で「作品を読んでみるとすごく面白く、本当に損してる気分になった」と語り、「特に<リバイバル>って現象で18年前に戻るんですが、子供時代の描写がすごくあたたかくて、悲しくて、懐かしさを感じさせる感動させるいい作品だなと思って読みました」と作品を大絶賛していた。
共演する有村との撮影を振り返る藤原は「今回は実はですね、楽しくやらせてもらったんですけれども、架純ちゃんのほうが大変だったんじゃないのかな」と労う。平川監督は「観ていただければわかるんですが、藤原君のお芝居は嘘がない。モニターで観てる限りは『お芝居に嘘がない人だな』と思いました」と称賛の言葉を贈った。
映画『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国ロードショー
【CREDIT】
原作:「僕だけがいない街」三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)
監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也/有村架純/及川光博/杉本哲太/石田ゆり子 ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:bokumachi-movie.com
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