第88回アカデミー賞で『レヴェナント:蘇えりし者』で監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作『BIUTIFUL ビューティフル』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で共同脚本を務めたアルマンド・ボー初監督作『エルヴィス、我が心の歌』が、5月28日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開することが決定。 予告編が解禁となった。
精密金型工場で働きながら、夜はエルヴィス・プレスリーのトリビュート・アーティストとしてステージに立っている主人公・カルロス。エルヴィスの生まれ変わりと信じる彼が、絶対に叶えなくてはならない夢のため、エルヴィスに導かれるように聖地<グレイスランド>へ向かう。
主人公・カルロスを演じるのは、アルゼンチンでエルヴィスのトリビュート・アーティストとして実際に活躍するジョン・マキナニー。本作が映画初出演だが、吹替えなしの圧倒的なライブシーンをはじめ、体型や容姿、その歌声まで、エルヴィスにそっくりな彼にしかできない役柄を見事に演じきった。本作が監督デビュー作となるアルマンド・ボーは、類まれな純粋さを持つが不器用なひとりの男の魂の彷徨を、リアリティ溢れる演出とカメラワークで描いてみせた。
映画『エルヴィス、我が心の歌』は5月28日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開
【CREDIT】
監督:アルマンド・ボー 脚本:アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ
制作補:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:ジョン・マキナニー、グリセルダ・シチリアニ、マルガリータ・ロペス
配給・提供:パイオニア映画シネマデスク