映画『僕だけがいない街』大ヒット御礼舞台挨拶が24日、都内・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の藤原竜也、有村架純、平川雄一朗監督が出席した。
三部けいの同名マンガを映画化した本作は、“リバイバル”という「時間が巻き戻る」不思議な現象に巻き込まれた主人公・悟が、現在(2006年)と過去(1988年)の2つの世界を行き来しながら、18年前の連続誘拐殺人事件の謎と真犯人に迫るミステリー。
過去と現在を行き来する主人公・悟を演じた藤原は、本作の大ヒットに「ありがたいことですね。原作に多くのファンがいる作品ですから、映画を観て良くも悪くも意見がいろいろあるかと思いますが、すべて監督にぶつけていただければ」と喜びを明かした。また、大ヒットの要因を聞かれ「それはやっぱり架純パワーじゃないですか!ありがとう!」と有村に感謝し、会場を沸かせた。
一方の有村は、10代や20代の男女に多く鑑賞されていることに「自分と年の近い方達にたくさん観てもらえてることは、親近感がわきますね」とにっこり。大ヒットを「架純パワー」と藤原に称賛されたことに、「原作ファンの方がきっと期待して観に来てくれたのと、竜也さんファンの方が足を運んでくださったから」とコメント。藤原はそれを受け、ファンへ「ありがとう!」と感謝していた。
また、本作のストーリーにちなみ、頑張ったエピソードを聞かれた有村は「私のスタートは兵庫県にいる何の取り柄もない普通の女子高生でした。ずっとオーディションに落ちていて、高校2年生で進路のことも考えなきゃいけない時期に、『もし次のオーディションがダメだったら、諦めて大学に進学しよう』と思って受けたオーディションで合格して、今こうしてお仕事してます」と明かした。藤原は「そういうことがあって、今の架純ちゃんがあるわけですね。素晴らしいです」と感慨深い様子で語った。
イベントでは、初日舞台挨拶で漫画家志望の主人公を演じる藤原が直筆のポスターイラストを公開したのに対し、カメラマン志望のヒロインを演じる有村が、報道陣に混じって藤原と平川監督を撮影する演出が。有村カメラマンから「じゃあ“僕街ポーズ”お願いします!はい、撮りまーす!」とリクエストするも「ボケちゃった」と苦笑いを浮かべていた。
映画 『僕だけがいない街』 は大ヒット公開中
【CREDIT】
原作:「僕だけがいない街」三部けい(KADOKAWA/角川コミックス・エース)
監督:平川雄一朗
出演:藤原竜也/有村架純/及川光博/杉本哲太/石田ゆり子 ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:bokumachi-movie.com
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