『デアデビル』主演のC・コックスが初来日、パニッシャー登場の新シリーズは「英雄とは何かを問いている」

3月18日より全世界同時配信中のNetflixオリジナルドラマ『Marvel デアデビル』主演のチャーリー・コックスが初来日。31日、都内・アンダーズ東京にて行われた記者会見に、日本を代表するアクション女優・武田梨奈と共に出席した。

デアデビル

「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」で知られるマーベル作品の一つである人気ヒーロー 『デアデビル』 。昼は弁護士として、夜は盲目のヒーローとして正義のために闘うマッド・マードックの活躍を描く。シーズン2では、舞台となるヘルズ・キッチンを影で支配していたフィスクから街を守ったデアデビルが、犯罪者を容赦なく殺戮する処刑人・パニッシャーや、かつての恋人であり暗殺者・エレクトラと対立しながらも悪の組織に立ち向かっていく。

デアデビル

今回が初来日となったチャーリーは「美味しいお寿司を食べたり、話題の桜も見に行きたいね」とにっこり。新シーズンの見どころを「シーズン1ではヒーローの誕生、一人の男がいかにしてデアデビルになったのかが描かれていた。今回のシーズン2はより内容が複雑なものになっているよ。ヒーローの存在をどう定義していくのか、現代において英雄とは何なのかを問いている作品になった」と明かした。

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また、ヘルズキッチンで暗躍するヴィランとのバイオレンスなアクションシーンについて「CGを使えば危険な目にあっている時も、その危険性をあまり感じなくなってしまう。『デアデビル』ではCGを一切使わないでアクションシーンを撮っているんだ。そうすることで皆さんにある種のエネルギーやワクワク、緊張感を感じさせる内容になってると思うよ」とコメントした。

シリーズを通して「デアデビルはスーパーヒーローのような超人的能力を持っていないんだ。だからこそリアルに感じられるし、可能な限り現実に根付かせたものを描いていきたい。映画ではなくドラマにすることで、キャラクターとじっくり向き合うことができるし、世界観を充分楽しむことができるんだ」と笑顔をみせた。

デアデビル

一方、シーズン2より登場する新キャラクター、パニッシャーについて「これまでとは違うヴィランなんだ。必ずしも悪というわけではないパニッシャーとどう向き合うか、方向が違えど2人の方向は同じであって、それに気づいたデアデビルは彼を恐れるようになるんだ」と語り、とエレクトラについては「弁護士事務所のパートナーであるカレンといい関係を築いているマッドの前に現れるのが、元カノのエレクトラなんだ。彼の状況はまさに三角関係にあって、その恋のロマンスも楽しめるシリーズになっているよ」とアピールした。

デアデビル

会見には、デアデビルのコスチュームをイメージした赤いドレス姿で登場した武田がチャーリーの来日を歓迎。「マーベル作品がすごく好きで、『デアデビル』のアクションシーンは何度も繰り返して観るほどどっぷりハマってます!」と話す武田は「アクションシーンは怪我なく撮影できましたか?」と質問。チャーリーは「いい質問だね!マスクの目の部分に赤いレンズがはめ込まれているんだけど、赤いレンズは遠近感が狂ってしまうんだ。だから僕がパンチやキックをするとき、距離感を見誤って相手を怪我させてしまったことはあるよ」と答えていた。

Netflixオリジナルドラマ『Marvel デアデビル』シーズン2は3月18日より好評配信中

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