映画『世界でいちばん長い写真』完成披露上映会が4日、都内・イオンシネマ シアタス調布にて行われ、主演の高杉真宙をはじめ、武田梨奈、松本穂香、水野勝、監督の草野翔吾が登壇した。
「武士道シックスティーン」「ストロベリーナイト」など幅広いジャンルで活躍する人気作家・誉田哲也による同名小説を原作に、2017年夏に愛知県・知多半島で撮影した本作。主演の高杉真宙をはじめ、武田梨奈、松本穂香、水野勝(BOYS AND MEN)、吉沢悠、小松政夫らが共演。監督を『からっぽ』で第4回沖縄国際映画祭パノラマスクリーニング部門や、第27回高崎映画祭“若手監督たちの現在”に選出され、『にがくてあまい』で注目を浴びた新進気鋭の草野翔吾が務める。
登壇早々、大勢の観客を前に「緊張してます」「ソワソワしちゃう」と笑みをこぼす高杉。東京での初お披露目に「観ていただいた方全員が好きになってくれる映画だと思っています。あの暑い夏を過ごした日々が公開されるんだなと思うと、早く皆さんに青春を届けたい!」と明かした。
続けて、「台本を読ませていただいた時に、内気な男の子がカメラと出会って色づいていく青春感が本当に綺麗だなと思いました。その青春を踏みしめたいなと」と台本を読んだ時に受けた印象を語る。
武田は「普段は人見知りで受け身なんですが、今回は年下の方が多かったので、真宙くんには『今日からタメ語で梨奈っちって呼べ!』、松本ちゃんには全然喋ったこともないのに部屋に押しかけて『今からお祭り行こ!』ってグイグイいきましたね!水野さんには格闘技教えてもらったり…」とキャスト陣と距離を縮めていったエピソードを明かした。
イベントでは、本作の原作を手がけた作家の誉田哲也が客席から見守っており、MCから紹介があると、高杉は「本当にありがとうございます!」と会釈。
誉田へ向け、高杉は「自分たちに原作・キャラクターを預けていただけて、真剣にまっすぐに演じて世界観を作っていきたいなとやらせていただきました。純粋に演じていて楽しかったです!この作品があったからこそ、去年の夏に青春を送ることができて本当に良かったです。こうして『世界でいちばん長い写真』という作品に巡り会うことが出来て良かったです」と本作への想いを告白した。
その後、高杉は「すごい緊張した〜!」とホッとした表情。草野監督が「これがあったからずっと緊張してたんだよね!涙目になってる(笑)本当に、意識高いんですよ〜!ウチの高杉くんも!」と談笑すると、松本は「意識高すぎです!」ツッコミ、仲睦まじい様子をのぞかせた。
最後に高杉は「本当に仲のいいメンバーで撮影させていただきました。この撮影で自分は本当の高校生活を忘れて…それくらい楽しく撮影させてもらいました!素敵な現場で演技が出来たことを幸せに思います。青春の思い出がたくさん詰まっています!ぜひTwitterなどで応援よろしくお願いします!」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
映画『世界でいちばん長い写真』は6月23日(土)よりシネ・リーブル池袋・イオンシネマ全国順次公開
(C) 2018 映画「世界でいちばん長い写真」製作委員会