橋本愛×宮崎あおいが母娘役で初共演する感動作『バースデーカード』が10月より全国公開される。この度、新たなキャストに、中村蒼が橋本の初恋相手役で出演決定。ラーメン屋修行にバイクの猛特訓と徹底した役作りで、不器用でシャイな好青年を熱演する。
10歳の頃に母を亡くした内気な少女・紀子が、20歳まで毎年誕生日に送られてくる亡き母・芳恵からのバースデーカードを頼りに、人生を少しずつ輝かせていく姿を描く母娘の愛の物語。期待の新鋭監督・?田康弘が脚本も手掛け、橋本愛×宮﨑あおいの初タッグが実現。ほかユースケ・サンタマリア、須賀健太ら豪華俳優陣が脇を固める。
中村が今回演じるのは、橋本扮する紀子の初恋相手・立石純。「いつか自分のお店を持つ」という夢に向かって、日々努力する役柄に挑む中村は、撮影前に都内のラーメン屋に何度も通い、実際にラーメン屋の店員の所作や麺の湯切りの修業を実施。1カ月間自宅の風呂場で、濡らしたタオルを麺に見立てて湯切りの猛練習にも取り組んでいた。
さらに、1年以上離れていたバイクの運転にも挑戦しており、劇中の時代設定に合わせた旧式のバイクだったためエンジンをかける事すら難しかったという。橋本を乗せての2人乗りのシーンもあるため、撮影前に猛練習し華麗なハンドルさばきを披露している。
また、橋本とは初共演となる中村は「主演の橋本さんは当時は10代だったにもかかわらず、どっしりされていた。でも現場を離れると10代らしい表情に戻って、強い部分と少し子供っぽい部分を持っている姿は本当に紀子そのものでした」と称賛の言葉を贈っている。
橋本も「紀子と立石くんの関係をどう作れば2人が結婚まで行き着いて、その先歩んでいけるのか。悩んでいた部分があったのですが、現場でお芝居をしてすぐ中村さんの母性をくすぐる笑顔と仕草にその答えを見ることができました」とコメント。「優しくて純粋で一生懸命で時に頼りになる、素敵な恋人でした。紀子の結婚相手が中村さんで良かった、と安心しました」と初共演に手応えを感じている様子をみせた。
映画 『バースデーカード』 は10月より全国ロードショー
【CREDIT】
監督・脚本:?田康弘
出演:橋本 愛、ユースケ・サンタマリア、須賀健太/宮﨑あおい
©2016「バースデーカード」製作委員会