『サブイボマスク』ファンキー加藤、 役者としての苦悩明かす「表情やしぐさが難しかった」第8回沖縄国際映画祭

4月21日より開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」で映画『サブイボマスク』舞台挨拶が22日、ミハマ7プレックスにて行われた。この日、主演のファンキー加藤、メガホンを取った門馬直人監督が出席した。

サブイボマスク

『ホテルコパン』の門馬直人監督最新作は、消滅寸前のド田舎を舞台に「ウザイ・サムイ・空気ヨメナイ」と三拍子揃った熱血バカ・甚平春雄が、謎のシンガー・サブイボマスクとして“町おこし”ならぬ“人おこし”を行うハートフルコメディ。ファンキー加藤をはじめ、小池徹平、平愛梨、DISH//の小林龍二、泉谷しげるが出演する。

サブイボマスク

昨日のレッドカーペットにサブイボTシャツ&ジーパンという劇中の衣装で登場し、本日も自身が演じた春雄という熱血バカの役柄そのままの衣装で登壇したファンキー加藤。「この格好で初のレッドカーペット歩きましたよ。他のみなさんはすごいドレッシーな感じなのに、自分はプライベートよりもさらにシンプルな恰好。ほんとにこれでいいの?とスタッフには3回くらい確認しましたた」と会場から笑いを誘った。

門馬監督は今回の映画祭で『イイネ!イイネ!イイネ!』(2016年秋公開)と併せて2作品の出品となり、「2作品も選出されて感謝してます。沖縄は想像以上に広かったです。東京で映画祭だとこじんまりしてるから」と映画祭の印象を語った。

サブイボマスク

また、映画初主演となるファンキー加藤は「10年以上応援ソングを歌ってきましたが、映画の主演は初めて。歌を歌う時は一方通行だけど、演技はキャッチボールなので、最初はとまどいました。相手のセリフを覚えなければならないし、表情、しぐさなど受け止めるのが難しかった」と役者としての苦悩を明かし、「最初は緊張しちゃってナチュラルでと言われても、さじ加減がわからなかった。役柄も素のファンキー加藤の1.5倍増しの熱く情熱的な男なので、どんどん撮影中痩せてっちゃって。『加藤君それ以上やせるとつながらなくなっちゃうから。』と監督に注意されました」と撮影時の苦労を振り返った。

さらに、劇中でも歌を披露していることに「主題歌も劇中歌も書き下ろしました!主題歌の「ブラザー」は春雄と小池徹平くん演じる権助との関係性を表現し、兄弟愛を伝えたかった」と曲に込めた想いを語った。

最後にファンキー加藤は「情熱が時には形を変えて巻き込んでいく力になるという願いを込めています」と情熱的なアピールで舞台挨拶を締めくくった。

映画『サブイボマスク』は6月11日より全国公開

【CREDIT】
監督:門馬直人
出演: ファンキー加藤 、小池徹平、平愛梨、温水洋一、小林龍二(DISH//)、泉谷しげる
配給:東映  公式サイト:sabuibomask.com

©サブイボマスク製作委員会

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