『ダーク・プレイス』C・セロンが自身の壮絶な過去を告白「母が父を目の前で射殺した」

「ゴーン・ガール」の原作者:ギリアン・フリンの新たな衝撃サスペンス『ダーク・プレイス』が6月24日より全国公開される。この度、主演のシャーリーズ・セロンが自身の壮絶な過去を赤裸々に語ったコメントが到着した。

ダーク・プレイス

前作「ゴーン・ガール」に続くフリンの長編小説2作目「冥闇」を映画化した本作は、1985年に起こった母娘が惨殺された衝撃的な一家惨殺事件を軸に、犯人として逮捕され、終身刑を宣告された兄・ベンと、ひとり取り残された末っ子・リビーが、28年後に届いた“殺人クラブ”からの招待状をもとに、事件の真実を探っていくダーク・サスペンス。

ダーク・プレイス
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過去の呪縛から歪んでしまった自己の世界と、血塗られた過去の真実と向き合おうとするヒロイン・リビーをセロンが演じ、“殺人クラブ”の主催者・ライルを『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でセロンとともに荒野を駆けずり回ったホルトが演じる。さらに、容疑者となった兄・ベンの恋人役でクロエ=グレース・モレッツが共演する。

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本作で一家惨殺事件の唯一の生き残りである少女・リビーの、28年後の姿を演じているセロン。彼女自身、15歳の時に酒に溺れ暴力的だった父親から家族を守るため、母親が父親を射殺したという悲しい過去を持つ。「本作の脚本を初めて読んだとき、主人公リビーが体験する悲惨な出来事に、自分自身の過去が重なって見えたんです……」と述懐し、「リビーは家族を惨殺されましたが、私の場合は、酒に溺れ暴力的だった父から家族を守るために、母が父を目の前で射殺したんです。私たちにとってそれはとても不運な出来事でした。どちらも悲惨な事件ですよね」と物語った。

ダーク・プレイス
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さらに、「私も怒りや苦しみの感情に、長い時間をかけて向き合いました」と告白。「だからこそ、今はトラウマに支配されることはありません。私は過去のトラウマが、何らかの形で今の私を作り上げていると思っています。だからこそ本作に強く惹かれました。どんなつらい過去も、今につながっていると思いますよ」と真摯に過去と向き合ったことを明かした。

映画 『ダーク・プレイス』 は6月24日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開

【CREDIT】
監督・脚本:ジル・パケ=ブランネール『サラの鍵』
原作:ギリアン・フリン著「冥闇」(小学館文庫)
出演:シャーリーズ・セロン/ニコラス・ホルト/クロエ=グレース・モレッツ
配給:ファントム・フィルム 公式サイト:dark-movie.jp

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