映画『ターザン:REBORN』ファンイベントが9日、都内・新宿明治安田生命ホールにて行われ、緊急来日した主演のアレクサンダー・スカルスガルド、ゲストに横澤夏子が出席した。
エドガー・ライス・バローズの名作小説「ターザン」を、『ハリー・ポッター』シリーズを手掛けたデイヴィッド・イエーツが新たに生まれ変わらせた本作。英国ロンドンを舞台に、愛するジェーンと結ばれたターザンが、政府の暗躍により危険にさらされた妻と故郷を守るべく奔走する姿を描く。
この日のイベントのために用意された約7分間の特別映像の後、大歓声の中登場したスカルスガルド。「今回が4年ぶり3回目、日本が大好きだから戻ってこられてとってもワクワクしているよ!」とあいさつしたスカルスガルドは、「フォー!さっき食事に行ったんだけど、寿司最高だったよ!観光客目当ての寿司屋じゃなく、小さなお店なんだ。板前さんは20歳くらいにしか見えなくて、5歳くらいから修行し始めたと思うよ!」と笑いを取り、お茶目な一面をのぞかせた。
「ターザン」を新たに描き出す最新作で、主演を務めるスカルスガルドは「本当に我々が知っているターザンとは全く違うものになっているよ。イギリスのヴィクトリア朝時代の貴族で、スーツを着て首相とお茶を飲んだりする。全く新しい構成のストーリーになっているよ」と話した。また、屈強な肉体をどう作り上げたか聞かれると、「“動ける”ことがすごく大事だった。普通のトレーニングの他に、自分の体を大きくすることを意識したんだ。でもボディビルダーのようにではなく、戦いの際にしなやかに動けるよう、ヨガやピラティスをやって柔軟性も手に入れたよ」と語った。
さらに、「肉体的にも精神的にも辛い撮影だったけど、とにかく素晴らしい体験だった。子供の頃の夢が叶ったよ。デイビット・イェーツ監督、俳優のみんなも人間的に素晴らしい方たちで、仕事をするのがとっても楽しかったよ」と笑顔を見せた。
イベントでは、ゲストとして駆け付けた横澤からスカルスガルドへ、ジャングルをイメージした盆栽がプレゼントされた。「ジャパニーズ・ミニチュア・ジャングル」と盆栽を渡されたスカルスガルドは「アリガトー!美しいね、これ持って帰れるかな」とにっこり。一方、マーゴット・ロビー演じる妻のジェーンをイメージした衣装で登場した横澤が「ハーイ、アイムジェーン2♡」とアピールすると、スカルスガルドからハグのプレゼントが。イラっとする芸で知られる横澤がネタを披露するも、スカルスガルドは「素晴らしいから彼女と続編をやりたいね!日本の男性が羨ましいよ」と紳士な一面をのぞかせていた。
最後にスカルスガルドは「忙しいのにみんな来てくれてありがとう!日本にこうして呼ばれたことを光栄に思う。これから2か月間プロモーションを行っていくんだけど、日本が最初なんだ!公開したら楽しんで観てほしいね」と笑顔でアピールし、イベントを締めくくった。
映画『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より新宿ピカデリー他2D/3D全国ロードショー
【CREDIT】
監督:デイヴィッド・イエーツ
キャスト:アレクサンダー・スカルスガルド、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン/クリストフ・ヴァルツ
原題:The Legend of TARZAN
©2016EDGARRICEBURROUGHS,INC.,WARNERBROS.ENTERTAINMENTINC.,VILLAGEROADSHOWFILMSNORTHAMERICAINC.ANDRATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.