ヒーロー映画イヤーとも言われる2016年。R指定映画史上最大のヒットを記録した『デッドプール』が話題になっているが、DCコミックスの超悪玉たちがチームになって大暴れする今年注目の映画『スーサイド・スクワッド』の公開が9月10日(土)に控えている。そこで3ヶ月後の公開に備え、『スーサイド・スクワッド』について知らなければならない5つのことをまとめてみた。
①「スーサイド・スクワッド」とは政府に招集された最強の犯罪者集団
DCコミックスのヒーローたちに敗れて投獄されたヴィランたちが、減刑と引き換えに結成されたのが「自殺部隊」スーサイド・スクワッドだ。「Task Force X」と呼ばれることもあり、最初に登場したのは1959年、今日知られるような形になったのは1987年のことである。謎の政府高官アマンダ・ウォラーが結集した凶悪犯罪者集団である。
②ヒーローなのかヴィランなのか区別の出来ない存在
政府に招集される前は元々DCコミックスのヒーローと対峙した悪役たち。それ以上にわるい奴らと戦うというのであれば、スーサイド・スクワッドは事実上いい奴らといえるのかもしれない。なお、監督のデヴィッド・エアーは「1番悪いのはアマンダ・ウォラーだ」と語っている。
③スーサイド・スクワッドはバットマンやスーパーマンと同じ世界の住人
バットマンやスーパーマンとの戦いに敗れて投獄されている悪役たちがいるのだから当然といえば当然だが、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』や今後公開の『ジャスティス・リーグ』とも同じ世界を共有している。
④監督はブラット・ピット主演映画『フューリー』のデヴィッド・エアー
戦争映画に強いデヴィット・エアー監督だが、2014年のEmpire Magazineのインタビューでは「映画にいいやつは本当に必要なのか」と語っている。
⑤スーサイド・スクワッドのメンバー
デッドショット(ウィル・スミス)—狙撃が得意な暗殺者
ハーレークイン(マーゴット・ロビー)—ジョーカーの右腕
リック・フラッグ(ヨエル・キナマン)—スーサイド・スクワッドのリーダー
キャプテン・ブーメラン(ジャイ・コートニー)—ザ・フラッシュのヴィラン
エル・ディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス)—炎使い
キラー・クロック(アドヴェール・アキノエ=アグバエ)—ワニの皮膚をもつバットマンのヴィラン
エンチャントレス(カーラ・デルヴィーニュ)—魔術師
カタナ(カレン・フクハラ)—日本刀使いの暗殺者
スリップノット(アダム・ビーチ)—縄使いの暗殺者
アマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)—スーサイド・スクワッドを結成させた政府高官
ジョーカー(ジャレッド・レト)—バットマンのヴィラン
映画『スーサイド・スクワッド』は9月10日(土)より全国公開
参考:http://www.empireonline.com/movies/features/suicide-squad/, http://www.suicidesquad.com