『TOO YOUNG TO DIE!』宮藤官九郎、“極上音響上映”に惚れ惚れ!ZAZEN BOYS向井は劇中歌披露

映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の“極上音響上映”を実施している東京・立川シネマシティにて、宮藤官九郎監督と、物語の中で重要な役割を担う曲「天国」をはじめ、劇中で歌われる様々な楽曲の作曲を手掛けたZAZEN BOYSの向井秀徳のトークショーが26日、行われた。

本作は、宮藤官九郎が豪華キャストで贈る世界初“超地獄級”コメディ。まだキスもしたことがない、不慮の事故でホンモノの地獄に落ちた17歳の高校生・大助を、地獄専属ロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる“赤鬼”キラーKの鬼特訓が襲う!生き返りを賭けた大助の地獄めぐりを描く。

TOO YOUNG TO DIE!

観客と共に映画を鑑賞した2人。宮藤監督は極上の音響設備に「いい音響でいい状況。ダビング作業していた時に近い音でバランスがはっきりしていていい。ダビングルームにいるみたいだった」と太鼓判を押し、向井も「ステレオシステムが良くて、フレームアウトした後の声がちゃんと、フレームの外からの声のように聴こえた。ライブシーンはライブ感があって、立ち上がりたくなりました」と堪能した様子。

TOO YOUNG TO DIE!

また、宮藤監督は「オランダのロッテルダムと香港の映画祭でも本作を鑑賞したけれど、立川のお客さんの反応とロッテルダムのお客さんの反応が近い。ロッテルダム=立川です。ギャグに対する反応も同じように良くて、立川はオランダ率が高いですね」と意外な共通点を明かし、観客から「ローリー寺西とマーティ・フリードマンの起用理由」を聞かれると「洒落がわかるギタリストだったから」ときっぱり。「マーティには役柄について『最後はハンバーグになりますよ』と説明したら『やったー!』と言われた。どうやらハンバーグになりたかったみたいです」と観客を笑わせていた。

TOO YOUNG TO DIE!

一方の向井は「宮藤官九郎ワールドの全てが凝縮されたロックムービー。ずっと語り継がれていく大娯楽傑作になった」と本作を絶賛し、劇中歌「天国」を弾き語りで披露。宮藤監督は「さっきまで一緒に映画を観ていたとは思えない」と聴き惚れつつ「この映画にはまだまだ発見がある。例えば、片桐仁さんが震える手に向かって“落ち着け、手!”と言うとか……。劇場に何度も足を運んでいただき、そういった細かい部分まで観てほしい」と観客にアピールした。

映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は全国公開中

【CREDIT】
監督・脚本:宮藤官九郎
出演:長瀬智也/神木隆之介/尾野真千子/森川葵/桐谷健太/清野菜名 他
公式サイト:TooYoungToDie.jp

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