「せか猫」の原作者・川村元気、 早くも第2作目の小説「億男」が中国で映画化!

累計130万部を突破し、佐藤健×宮崎あおい主演で映画化した初小説『世界から猫が消えたなら』で知られるベストセラー作家・川村元気による2作目「億男」が中国で映画化されることがわかった。

同作は書店員が売りたい本を選ぶ【本屋大賞2014】にもノミネートされ、17万部を突破し、今なお売れ続けているベストセラー小説。宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男が、「お金と幸せの答え」を求めて旅立つ30日間の冒険を綴る。

中国本土で翻訳出版された「億男」は、好景気に沸きつつも一抹の不安を抱く、現代の中国の若者の心をとらえ、大きな話題を呼んでいる。今回の映画プロデューサーである、万娟(ワン・ジャン)氏は、『黒衣の刺客』で2015年カンヌ国際映画祭監督賞、『薄氷の殺人』で2014年ベルリン国際映画祭金熊賞、主演男優銀熊賞を獲得した中国を代表する実力派。「制作チーム全員が原作を読んだ。大変面白く、全員で映画にしたいと意見が一致した。中国語の映画も原作に負けないくらい面白いものになると確信している」とコメントしている。

主演俳優などはまだ明かされていないが、2017年撮影開始、2017年10月後半に公開される予定。

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