ライアン・レイノルズ主演のマーベル最新作『デッドプール』が公開42日目にして興行収入20億円を突破、約137万人の動員数を記録した。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に登場した異色のヒーロー、デッドプールを主役に描くアクロバティック・アクションエンタテインメント。末期ガンを宣告され、悲惨な人体実験の被験者となった特殊部隊出身の傭兵ウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)が、驚異的な治癒能力を武器に、毒舌家で自己中心的という型破りなアンチヒーロー・デッドプールとして悪の組織と戦うさまを描く。
『X-MEN』シリーズのスピンオフとして制作されながら、本家をも超える興行成績を残した裏には、ターゲットを見定めた宣伝展開があった。これまでの優等生的なヒーロー像とは一線を画すユニークなキャラクターを活かすために、宣伝ではシリーズ色を出さず、全く新しい映画としてコアファンの力を最大限に活用するための宣伝展開を構築した。
アメコミ映画にありがちな俳優やタレントを吹き替えに起用せず、声優で行ったことが功を奏し、その方針を支持するコメントがツイッターに溢れた。SNSでは、豊富な画像および動画コンテンツを武器に、日本のカルタを活用した“かるたプール”など大きな話題を呼んだ。さらに、インスタグラムでは日本の観光スポットやイベントに参加する“出張プール”を投稿するなど、異なるコンテンツの展開によって、作品の魅力を多角的に訴求。結果として、意欲度が右肩上がりに高まっていった。
また、「第四の壁」を破るキャラクターを生かして、ツイッターではフォロワーに積極的に絡むことでアカウント自体が話題となり、7月14日(木)現在で9万人を超えるフォロワーを獲得。フェイスブックの国内「いいね!」数も3万5千人を超えている。ツイッターで9万人を超えるフォロワー数は国内洋画では最大数を誇っている。まだまだ快進撃は続きそうだ。
映画『デッドプール』はTOHOシネマズ日劇ほか大ヒット公開中
【CREDIT】
監督:ティム・ミラー
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T.J.ミラー、ジーナ・カラーノ
配給:20世紀フォックス映画 レイティング:R15
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/
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