伝説的シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』が10月7日より全国公開される。この度、現地時間7月18日の夜にアメリカ・ネバダ州のラスベガスにある劇場Colosseum at Caesars Palaceにてワールドプレミアが開催された。
記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者=ジェイソン・ボーン。かつてない臨場感と極限のリアリティで世界中の観客を熱狂させ、21世紀の映像表現に革命を起こしたアクション映画の金字塔。最新作では、全世界が待ち望んだポール・グリーングラス監督とマット・デイモンのシリーズ最強タッグが復活し、さらに『リリーのすべて』で本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル、そしてトミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルといった名優が新たに加わる。
北米公開を7月29日に控え、ますます盛り上がりを見せる本作。「JAISON BOURNE」と記されたブラック・カーペットが敷かれたワールドプレミアには、マットをはじめ、CIAエージェント役のアリシア・ヴィキャンデル、ボーンの元同僚役のジュリア・スタイルズほか、トミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセル、監督のポール・グリーングラスが出席した。
常に笑みを絶やさず、相変わらずのナイスガイぶりでファンを魅了したマットは「ジェイソン・ボーンという役には本当に感謝している。この役は僕のキャリアを変えてくれた。この(映画の)仕事は本当に好きだし、これまで色々な映画を作ってこられたけど、それもこのジェイソン・ボーンという役のお陰だと思っているんだ」と充実感たっぷりに語った。
今作でボーンと大きな関わりを持つことになる役どころを演じたアリシアは「ボーンシリーズの大ファン」と話し、「撮影の初日、私のシーンはなかったんだけれど、ヘアメイクのテストの為にセットにいったの。撮影現場に行きたくて。というのもマットに会ったことがなかったし、だからワクワクしながら、恐る恐る現場を歩いて、ちょうど地下でマットがボクシングをする冒頭シーンを撮影していたのだけど、人垣の向こうにマットが見えた。『わあ、ジェイソン・ボーンがあそこにいる』って思ったわ。自分が大好きな作品の世界に足を踏み入れた気分だったの」と興奮しきりにコメント。
一方、ボーンの前に立ちはだかる悪の組織を牛耳る適役で出演するトミーは、人気あるボーンシリーズ参戦に「引き受けることが出来て良かった仕事だったよ。出演できたのはとても嬉しいし光栄だ」と喜び。
監督のポールは、約9年ぶりの新シリーズについて「長い時間が経った。“イケる”と感じた時に撮る、とってもシンプルさ」と語り、マットとの再タッグに「彼はファンタスティックだよ!本当に良い奴なんだ。なんたって彼はジェイソン・ボーンなんだから!」と称賛の言葉を贈った。
映画『ジェイソン・ボーン』は10月7日より全国公開
【CREDIT】
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァンサン・カッセル、トミー・リー・ジョーンズ
配給:東宝東和 公式サイト:BOURNE.jp
©Universal Pictures