染谷将太主演『寄生獣』 2部作、中国で約7,000スクリーンの異例規模で劇場公開決定

2014年11月29日に『寄生獣』、2015年4月25日に『寄生獣 完結篇』として2部作公開され、合計35.2億円の興行収入を記録した染谷将太主演映画が、この度中国で9月2日より劇場公開されることが決定した。

中国では「寄生獣」の原作コミックとアニメ(同アニメシリーズ『寄生獣 セイの格率』は中国で2014年に若者向けに人気を集めたコンテンツを表彰する「青春的選択年度盛典」のアニメ部門で「最優秀アニメ賞」を受賞)が人気ということもあり、実写版映画の劇場公開が待ち望まれており、日本の劇場公開から1年以上の期間をあけての劇場公開が決定。

寄生獣
「寄生獣」DVD通常版ジャケット (c) 2015 映画「寄生獣」製作委員会

中国での公開はChina Film Group(協力:Edko Beijing)の配給によるもので、日本では2部作で公開されたものを、今回は中国向けに1本にまとめた新たなバージョン(上映時間125分)で公開される。また、現在の公開規模は約7,000スクリーン(中国全土の全スクリーン数は約3万)を予定しており、邦画実写作品では異例の公開規模に。山崎貴監督は「寄生獣という傑作マンガを映画という形で中国の方々に紹介できることをとても嬉しく思っています。寄生獣の衝撃を、そしてその根底に流れてる人類という物に対する批判と愛を、心ゆくまで味わって下さい」と喜びのコメント。主演を務めた染谷は「きっと皆さんの心にもさまざまなメッセージが届くことでしょう。まぁお堅いことは抜きにして、とにかく2時間5分、あっという間のアクションエンターテイメントです。スクリーンでお会いできるのを楽しみにしております」と中国のファンへメッセージを贈っている。

邦画の実写映画としては、今年の4月14日に公開された『ビリギャル』に次ぐ中国劇場公開を果たす作品となり、海を越えた中国で本作がどんな寄生を果たしていくのか、注目が集まる。

映画『寄生獣』/『寄生獣 完結篇』は中国にて9月2日より劇場公開

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