10月25日から11月3日に開催される「第29回東京国際映画祭」のオープニング&クロージング作品が決定。メリル・ストリープとヒュー・グラントが、共演作『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』を引っさげ来日することがわかった。
今年のオープニング作品は、実在のソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスの半生をメリル・ストリープ×ヒュー・グラント共演で贈る『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』。ソプラノ歌手を夢見るが、手がつけられないほどの“絶世のオンチ”マダム・フローレンスと、その夢を守ろうとあらゆる手段で奔走する夫・シンクレアが巻き起こす 奇跡を描く。
メリル・ストリープは「オープニング作品に選んで頂き光栄です。さらに、美しい街並みや
また、クロージング作品は松山ケンイチ主演『聖の青春』に決定。大崎善生の同名処女作を映画化した本作は、実在した天才棋士・村山聖(さとし)が将棋に全人生を賭けた29年の生涯を描くノンフィクション作品。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、そして羽生ら今も将棋界で活躍する仲間たちとの友情を通して描く。主人公・村山聖を演じる松山ケンイチ。かつてない驚異的な役作りで精神面、肉体面の両方から村山聖にアプローチした。聖の最大のライバルであり、松山自身が本作の“ヒロイン”であると語る羽生善治を演じるのは、東出昌大。今なお棋界の頂点で活躍する実在の人物という難しい役どころを、徹底した役づくりで見事に演じ切った。ほか、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミ子役に竹下景子、弟弟子・江川役に 染谷将太がそれぞれ演じ、安田顕、柄本時生、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が脇を固める。監督を『ひゃくはち』『宇宙兄弟』の森義隆が務める。
第29回東京国際映画祭は10月25日から11月3日、六本木ヒルズ他にて開催
公式サイト:http://www.tiff-jp.net