西川美和監督作『永い言い訳』 トロントに続き、釜山国際映画祭へ正式出品決定!

ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』で知られる西川美和監督が、『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木雅弘を迎え、直木賞候補となった自らの小説を映画化する最新作『永い言い訳』が10月14日より全国公開される。この度、トロント国際映画祭に続き、第21回釜山国際映画祭「A Window of Asian Cinema」部門の正式出品が決定した。

永い言い訳

西川監督自らが集大成と語る本作は、人を愛することの「素晴らしさと歯がゆさ」を描ききったラブストーリー。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、妻・夏子が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにその時、不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできず、誰かのために生きる幸せを模索していく。

主人公の幸夫役に『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』での演技が高い評価を得て、昨年度日本アカデミー賞最優秀助演男優賞等を受賞した本木雅弘。共演にミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里ら実力派俳優が脇を固める。

永い言い訳

先日、トロント国際映画祭への正式出品も決まった本作。続けて、10月6日に開幕する第21回釜山国際映画祭の「A Window of Asian Cinema」部門に招待されることが決定した。2015年には75か国302作品が上映され、昨年の是枝裕和監督『海街diary』をはじめ、これまで黒沢清監督の『岸辺の旅』、行定勲監督の『ピンクとグレー』、橋口亮輔監督の『恋人たち』など日本から20作品が上映されてきた。今回が西川監督にとって初めての招待となる。

映画『永い言い訳』は10月14日より全国公開

【CREDIT】
出演:本木雅弘/竹原ピストル 藤田健心 白鳥玉季 堀内敬子/池松壮亮 黒木華 山田真歩/深津絵里
原作・脚本・監督:西川美和 原作:『永い言い訳』(文春文庫刊)
配給:アスミック・エース

©2016「永い言い訳」製作委員会

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