ジョージ朝倉の同名少女コミックを、小松菜奈×菅田将暉のW主演で実写映画化した『溺れるナイフ』が11月5日より全国公開される。この度、9月13日(火)発売「別冊フレンド」10月号に菅田将暉と重岡大毅のインタビューが掲載。菅田は原作に絡めた恋愛観について、重岡は初のキスシーンについての心境を語っていることが明らかになった。
『おとぎ話みたい』『5つ数えれば君の夢』など独自の美学溢れる青春映画で注目を集める新鋭監督・山戸結希がメガホンを取る本作。「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、再生を描き出す青春ラブストーリー。強烈なオーラを放つ地元の少年コウの魅力にのめり込んでいく美少女モデル・夏芽役に小松菜奈、夏芽の美しさに同類の力を感じ、付き合い始めるコウを菅田将暉が演じる。また、孤独な夏芽を救う同級生・大友役に重岡大毅(ジャニーズWEST)、コウに急接近する幼馴染・カナ役に上白石萌音、さらに志磨遼平(ドレスコーズ)が主題歌も担当し、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスらが脇を固める。
普段より様々なコミックをよく読んでいる菅田は、独自の「溺れるナイフ」感を持ち、コウという役どころに対しての考え方があったようだ。神秘的な美しさを持ち、硬派でクールな印象を放つが、ふと垣間見せる優しさをもつ難しい役どころを演じる菅田は「カッコいいし美しいし脆いし弱いし変に大人だし涙が止まらなかったりするし。実際演じてみると、すごくリアルな存在に思えました」と語っている。さらに、小松演じる夏芽と上白石扮するカナという対照的な女の子が登場することを説明しながら、「惹かれるのはどちらか?」という自身の恋愛観も暴露している。
重岡が演じるのは、心を閉ざすようになった夏芽にそっと寄り添う同級生の大友勝利。誰もがこんな男の子が側にいてくれたらと願う、愛おしいキャラクターだ。撮影エピソードについてふんだんに語られる中、本作でキスシーンに初挑戦したことを明かしている。撮影現場ではイジられ役だったという重岡は、撮影前に前髪を切ったことで、もともと手入れしてなかった太眉が露呈することに。本編でも眉毛をイジられる微笑ましいシーンがあり、「この映画は、僕の眉毛のターニングポイントです(笑)」と語っている。さらに、「俺ら東京さ行くだ」をフルコーラスで熱唱するシーンについてもふれている。
映画『溺れるナイフ』は11月5日よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国公開
【CREDIT】
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:山戸結希(『あの娘が海辺で踊ってる』、『おとぎ話みたい』)
出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチス
配給:ギャガ 公式サイト:http://gaga.ne.jp/oboreruknife/
©ジョージ朝倉/講談社 ©2016「溺れるナイフ」製作委員会