映画『コープスパーティー Book of Shadows』アンリミテッド版初日舞台挨拶が10日、都内・キネカ大森にて行われ、欅坂46・石森虹花、前田希美、山田雅史監督が登壇した。
15年以上のロングセラーを誇るホラーアドベンチャーゲームを、乃木坂46・生駒里奈初主演で実写化した『コープスパーティー』の続編。前作の惨劇から帰還した生駒扮する中嶋直美と、前田希美演じる篠崎あゆみが数ヶ月ぶりに高校で再会するところから始まる。アンリミテッド版は本作でカットされた残虐表現を含んだもの。
篠崎あゆみ役の前田は「禁断のアンリミテッドを待っていました。今日の日のために、ホラー映画をたくさん観て、モチベーションを高めていました」と挨拶。「前作では、あゆみちゃんが原因でみんなを苦しめてしまったので、今回は成長・心境の変化を表現することが大変でした」と語り、「今回は石森さん演じるひのえとのシーンが前作にはないものなので、ひのえというお姉ちゃんといる時のあゆみちゃんは妹感を出すようにして、今までには見せたことがないキャラクターを出しました」と自身の役どころを振り返った。
本作でスクリーンデビューを飾った石森は「ホラーが苦手なので、正直、通常版の映画だけでもダメで、終始、目を手でふさいで指をちょろちょろ開きながら観ていたのです。目を閉じても、『ぐちゃー』と音が聞こえて...目だけじゃなくて耳もふさいで、忙しかったです」とアンリミテッド版について言及。続けて、「今回映画初出演で、お芝居の経験もまったくなかったので、前田希美さんはじめ生駒さんとか沢山の出演者の中に急に飛び込んで、セリフをちゃんと覚えられるのだろうか、お芝居ができるのだろうかなど、すごく不安でした。緊張して座っている私に、前田さんがセリフを急にふってくださって、あたたかい現場だなあ、いい人だなあと思って安心しました」と生駒や前田との共演に笑顔を見せた。
さらに、恐怖体験を聞かれた石森は「小さい時から霊感じゃないのですが、そういうものがあって。『コープスパーティー Book of Shadows』の現場での恐怖体験は、音楽室だけでしたが、日常でなら何個かあります」と吐露。「私が高校1年生16歳の時、友達と写真を撮ると、左肩の後ろに白い顔が写っていて。その顔が笑っていて。怖いので、和尚さんに見せにいこうと思いお寺に入った瞬間、携帯の電源がつかず、結局、写真を見せられませんでした。お祓いしてもらい、数珠とかもらい、今もずっとつけています」と告白。会場には悲鳴が響き渡っていた。
映画『コープスパーティー Book of Shadows』はシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開中/アンリミテッド版はキネカ大森ほか公開中
【CREDIT】
出演:生駒里奈(乃木坂46)、石森虹花(欅坂46)、前田希美、池岡亮介、石川恋、青木玄徳
監督:山田雅史 公式サイト:http://cp movie.jp
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