『少女』舞台挨拶で本田翼、 主演作に自信「新しい私たちを観ていただけたら」

映画『少女』完成披露舞台挨拶が12日、都内・丸の内TOEIにて行われた。この日、主演の本田翼をはじめ、山本美月、真剣佑、佐藤玲、原作者の湊かなえ、三島有紀子監督が登壇。主題歌「闇に目を凝らせば」を歌うGLIM SPANKYの松尾レミ、亀本寛貴も駆けつけた。

少女

湊かなえの累計100万部突破のベストセラー小説を映画化した本作は、“死”にまつわる禁断の世界を描いた長編ミステリー。同級生のある“告白”から「人が死ぬ瞬間を見てみたい」という願望にとらわれた、2人の女子高生の衝撃的な夏休みを描く。小児科病棟でボランティアをはじめ、余命わずかな少年たちと仲良くなって自らの欲望を満たそうとする由紀を本田翼が、陰湿ないじめに遭い「誰かの死を見れば生きる勇気を取り戻せる」と考え始める敦子を山本美月がそれぞれ演じるほか、真剣佑、稲垣吾郎が共演する。監督を『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』で知られる三島有紀子が務める。

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昨年の秋に愛知・静岡県などで撮影された本作。現場でのエピソードを聞かれた山本は「監督が演出をして下さるときに、すごく寄り添ってくれたんです。今でも(耳元から)声が聞こえるくらい(笑)」と振り返り、三島監督は「隣に座って耳元でボソボソ囁くように、男性監督だったらセクハラだった」と笑顔。

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本田は「真剣佑さんとの共演シーンが多かった」と話し、「11月の海、細い堤防でのシーンは怖かったね。海風が強い強風の中、真剣佑さんそこで噛み切ってましたよね!?」と吐露。真剣佑は「堤防の空いているスペースで、髪を切る体験をしました。すごく新鮮で、たくさん写真撮られてましたね(笑)」と笑顔で振り返っていた。さらに、「いつも私たちが(現場で)脱いだスリッパを並べておいてくれるんです!」と本田が暴露すると、山本も「私たちがいつもメイクでワチャワチャしてると、気付いたら真剣が並べてくれてるんです」と感心していた様子。

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そんな真剣佑が「僕のシーンは特に、毎回毎回刺激が強すぎて。詳しくは今あまり言えないんですが」と語ると、三島監督は「現場では真剣佑もの凄いストイックで、段取りっていうお芝居が始まる瞬間まで隅っこで『こうかなぁ』って何度もやってるんです」とストイックな姿勢を絶賛。一方、山本扮する敦子を誘惑していく役どころを演じる佐藤は「美月さんとのシーンが一番多くて。関係性がいろいろ変わっていく展開を楽しんでいただけたら」とアピール。山本は「駅のパネルに顔はめたり、壁ドンしてみたりして遊んでました」と佐藤とのエピソードを明かし、三島監督は「彼女がどんどん山本美月さんを巻き込んでいく、誘惑していくんです。そこを是非楽しんでもらえたら」と語った。

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また、夏休みの高校生活での一片を描く本作にちなみ、トークはキャスト陣の当時を振り返る流れに。本田は「バイトを結構してましたね!寿司屋とカフェでバイトしていたんですが、モデルもやっていたので仕事ばかりの高校生活でしたね」と明かす。「寿司屋でホタテの殻ガーッと向いたり、茶碗蒸し作ったり、熱燗も作ってました(笑)『いらっしゃいやせ!』って言ってましたね」と振り返り、真剣佑も「アメリカの寿司屋で働いてました。(好きなネタは)カリフォルニアロールとかありましたが、僕はそっち派じゃないです(笑)」と語っていた。

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イベントには、主題歌「闇に目を凝らせば」を歌うGLIM SPANKYの松尾レミ、亀本寛貴も登場。松尾は「書き下ろしで曲を書かせていただきました。(私たちが)活動を始める前から、何度も三島監督とやりとりして。お互い尊敬して、信頼しあって作り上げたので、本当に嬉しく思います」とコメント。三島監督は「GLIM SPANKYのライブを見に行った時に、『少女』の音楽を作ってもらいたいと感じた。音楽というより、むしろキャストとして2人に参加してもらいたかった。もう売れる曲じゃなくていいと、GLIM SPANKYのよさが前面に押しでた文学的な歌詞の世界。本当一緒にやってて楽しかった!」と絶賛。山本も「これ書き下ろしていたんですね!映画を観て、個人的にCD買って、歌詞見て『何てぴったりなんだ!』と思ってたんです。歌詞も映画とリンクしてすごく素敵でした」と太鼓判を押した。

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最後に本田は「『少女』という作品を通して、新しい自分を観ていただけたら嬉しいです。一度観て、きっとわからないところもあると思うんです。ピースが繋がらない部分が出てくると思うので、もう一度、もう二度観ていただけたら」とアピールし、イベントを締めくくった。

映画『少女』は10月8日より全国公開

【CREDIT】
原作:湊かなえ『少女』(双葉文庫)
監督:三島有紀子
出演:本田翼、山本美月、真剣佑 / 稲垣吾郎
配給・宣伝:東映 公式サイト:http://www.shoujo.jp

©2016「少女」製作委員会

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