映画『亜人 -衝戟-』初日舞台挨拶が9月23日、都内・お台場シネマメディアージュにて行われ、宮野真守、大塚芳忠、平川大輔、瀬下寛之総監督、安藤裕章監督が登壇した。
累計発行部数350万部超えを誇る桜井画門原作の大ヒットコミックの劇場版第3部。ある交通事故を機に決して死なない新人類・亜人と認定され、全人類から狙われる事になった高校生・永井圭(宮野真守)の逃亡劇を描いた第1部『亜人 -衝動-』。第2部『-衝突-』では“人間”として生活できるセーフゾーンを見つけた永井圭、一方で人間に復讐するべく計画を実行する“帽子”こと亜人・佐藤の逆襲が描かれ、第3部『-衝戟-』は亜人過激派集団と凶悪テロリスト・佐藤が“第3・最終ウェーブ”へとコマを進める。世界が絶望に包まれる中、圭は佐藤の無力化する策を模索していく。
この日は永井圭役の宮野をはじめ、田中功次役の平川、瀬下寛之総監督、安藤裕章監督に加え、永井圭の宿敵である佐藤役の大塚が初登壇。人生初の舞台挨拶を果たした大塚の登場に、観客席からは大歓声が沸き起った。宮野は「1作目から想いを込めて作ってきた『亜人』のクライマックスを迎えて、またこの場に佐藤役の大塚芳忠さんがいるという、歴史的瞬間に立ち会えて、緊張しつつも本当に嬉しいです!この瞬間を一秒一秒しっかり噛み締め、これからも『亜人』という作品を皆様に楽しんでいただきたいと思っています」と喜びのコメント。
そんな大塚は、佐藤を演じて「普段は穏やかなところが不気味で怖いです。これまでの役は典型的な悪役でしたが、佐藤は普通に出てくる普通のおじさんなのにとても悪い奴で、人間は二面性や三面性を持っていて僕自身の悪い部分が出てしまうんではないのかと怖かったです。キャリアの中でも最強の悪さでした」と振り返った。続けて大歓声に「皆さんの事は不本意ながら佐藤が守ります」と笑顔をのぞかせていた。
最終章『亜人 -衝戟-』は3週間完全限定公開中
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配給:東宝映像事業部
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