アラン・リックマン遺作 『アイ・イン・ザ・スカイ』政府の正義と戦争のモラル問う予告公開

キングスマン』のコリン・ファースがプロデューサーを務め、日本での公開される作品としては本作が遺作となったアラン・リックマン最新作『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』が12月に全国公開される。この度、ポスタービジュアルと予告編が到着した。

アイ・イン・ザ・スカイ

本作は、現代の戦争の闇を巧みに描き、何が正義かを突きつけ同時にモラルも問う衝撃の軍事サスペンス。強烈な正義感をもって任務遂行を推し進める指揮官キャサリンをヘレン・ミレンが演じるほか、米軍基地にいるドローン・パイロットのスティーブ役にアーロン・ポール、国防相のベンソン中将を『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ役で知られ、今年1月に癌のため亡くなったアラン・リックマンが演じる。監督を『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などを手掛けたギャヴィン・フッドが、プロデューサーを『英国王のスピーチ』『キングスマン』のコリン・ファースが務める。

アイ・イン・ザ・スカイ
アイ・イン・ザ・スカイ

公開された予告編には、「戦争は会議室で起きている」という現代の戦争を彷彿とさせる言葉から始まり、アメリカ合衆国ネバダ州と英国ロンドンの合同軍事作戦の最中、ナイロビに潜伏する凶悪な自爆テロ集団の撲滅か、標的の前に居る一人の少女の命か、苦渋の決断を迫られる各国の軍事会議室の姿が描かれる。ポスタービジュアルには、苦渋の表情を見せるヘレン・ミレンやアラン・リックマン、アーロン・ポールが並び、罪なき少女を犠牲にしてまでも、テロリストを攻撃すべきか「現代の戦争 衝撃の実態」の正義とモラルを問う重厚なポスターに仕上がっている。

映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は12月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開

【CREDIT】
監督:ギャヴィン・フッド プロデューサー:コリン・ファース
出演:ヘレン・ミレン、アーロン・ポール、アラン・リックマン
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:eyesky.jp

©eOne Films (EITS) Limited

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