映画『何者』学生限定試写会が8日、都内・東宝本社にて行われ、佐藤健が登壇した。
本イベントは東宝とGYAO!による共同企画で、就職活動をリアルに描いた映画の内容にちなみ、実際に“模擬面接”を敢行し、映画の特別宣伝隊長を任命するというもの。当日、リクルートスーツ姿で参加した53名の学生は、入場時に配布されたエントリーシートに自己PRなどを記入して提出。試写の鑑賞後には、映画の面接シーンの撮影に使用されたという会議室へと移動し、書類選考で選ばれた男女6名の学生が、プロデューサーの石黒裕亮氏とGYAO人事部社員による模擬面接に挑んだ。
“模擬面接”とは思えない実際の企業面接のような雰囲気の中、5名の学生は緊張した面持ちで自分の強みや映画の感想、宣伝方法などをひとりずつ自分の言葉で面接官に真剣にアピール。20分に及ぶ面接が終わると、スペシャルゲストの佐藤健が登場し、雰囲気は一転して学生達も大盛り上がりに。結果、特別宣伝隊長に選ばれたのは自らを「エナジードリンク系男子」と評した早稲田大学文学部3年生の齋藤弘樹さん。
原作者である朝井リョウの影響で早稲田に入学したという齋藤さんは、主人公・二宮拓人役の佐藤から特別宣伝隊長の内定証書と『何者』オリジナルTシャツを授与されると、「今日の面接のエピソードを就活の際のエントリーシートに盛り込みたいです」と興奮気味に感想を語った。また、佐藤からは「大学のキャンパス中にポスターを貼ってください!!」と早速、宣伝のリクエストを出される場面も。
最後は佐藤が集まった53名の学生に対して「面接の様子を見学させて頂いたのですが、凄い緊張感でしたね!本当にお疲れ様でした。エントリーシートも読ませて頂いたのですが、みなさんびっしりと回答を書いてアピールしてくれたので嬉しいです」と労いの言葉と感謝を述べ、「みなさんも宣伝隊の一員として、映画『何者』を拡げて頂ければと思います。僕もこの映画の主演として全力で宣伝活動を頑張りますので、共に頑張ってくれたら嬉しいです!」とエールを送った。
なお、特別宣伝隊長に選ばれた齋藤さんは10月15日の公開初日の宣伝スタッフとして参加する予定。
映画『何者』は10月15日より全国東宝系にて公開
【CREDIT】
監督・脚本:三浦大輔
出演:佐藤健 有村架純 菅田将暉 二階堂ふみ 岡田将生 / 山田孝之
公式サイト:http://nanimono-movie.com/
音楽:中田ヤスタカ 主題歌:「NANIMONO(feat.米津玄師)」中田ヤスタカ
企画・プロデュース:川村元気
©2016映画「何者」製作委員会