映画『デスノート Light up the NEW world』舞台挨拶が11日、大阪・梅田ブルク9にて行われ、メインキャストの東出昌大、池松壮亮、菅田将暉が登壇した。
大場つぐみ原作、小畑健作画による大人気コミックを実写映画化した『DEATH NOTE』の正当な続編にあたる本作。これまでの映画やドラマ、アニメ、舞台では使用されていなかったデスノートの“6冊ルール”をもとに、夜神月とLの死から10年後の世界を描く。デスノート対策本部エース三島を東出昌大、Lの遺伝子を継ぐ竜崎を池松壮亮、キラ復活を目論む紫苑を菅田将暉が演じるほか、無差別殺人鬼・青井さくらに川栄李奈、“ミサミサ”こと弥海砂に再び戸田恵梨香、死神・リュークを中村獅童が演じる。
会場に集まった約350人の観客が大歓声を挙げるなかサプライズ登場した3人。「撮影中はくだらない話が8割で、真剣な話は2割ぐらいしかしてない(笑)」と終始緊迫感のある本作とは真逆に、とても仲が良い様子をのぞかせた3人。東出は「本当に緊迫感が溢れる作品なので、今の3人の和気あいあいとした姿が、観終わった後に違和感を感じるかも(笑)」とコメント。池松も「今の方が真剣な話をしている気がします(笑)」と語り、取材の合間も「“笑ったら負け”ゲームをして楽しんでいる」と仲良しエピソードを披露した。
三島と竜崎の鬼気迫るシーンに関して、東出と池松は「監督がカットをかけずにいてくれたので、ぶつかり合いをアドリブでしたシーンもあります」と撮影時を振り返った。キラ復活を目論む紫苑役の菅田は「撮影当時は今よりも10kgぐらい細くて、衣装は手を上げるとしびれてしまうぐらいタイトだったんです(笑)池松さんが真っ黒い衣装なので、対比を…」と紫苑の真っ白な衣装について話していると「え、あれ私服でしょ?(笑)」と東出が笑いを誘う一幕も。
その後、東出は「この映画は漫画にも前作にもないオリジナルストーリーなので、“この先、どうなるんだろう”というデスノートならでは魅力、観ているこちら側が推理する楽しさがあると思うんです。映画を観た帰り道に、友達と“あれってどういうことだっけ”とか色々話したくなることが沢山あると思います」と本作の魅力を語り、続けて池松が「最初、オファーを頂いたときは、何か“事件の香り”を感じたし、みんなと一緒に事件にしなければならないと思いました。何もかも忘れて、この映画に浸って楽しんで頂きたいです」とアピール。
最後に菅田が「日本映画ではないように感じられる映像です。映像美・CG、映画自体の色、全てがとてもかっこよく、情熱的な人間たちの物語になっています。是非、楽しんでください」と言葉を残し、イベントを締めくくった。
映画『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より全国公開
【CREDIT】
原作:「デスノート」大場つぐみ・小畑健 集英社ジャンプコミックス刊
監督:佐藤信介 脚本:真野勝成
出演:東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、川栄李奈/戸田恵梨香、中村獅童ほか
制作プロダクション:日活/ジャンゴフィルム
配給:ワーナー・ブラザース映画 公式サイト:www.deathnote2016.com
©大場つぐみ・小畑健/集英社 ©2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS