宮崎駿が監督した不朽の名作『ルパン三世 カリオストロの城』MX4D版が2017年1月公開決定!

1979年にアニメ「ルパン三世」の劇場用長篇第2弾として公開され、日本が誇る名匠・宮崎駿が監督した不朽の名作『ルパン三世 カリオストロの城』がMX4D版として2017年1月に公開されることが決定した。

ベースとなるのは、2014年に公開されたリマスター版。最新の技術と丁寧な手作業によりフィルムに映り込んだ汚れやゴミを取り除き、音もノイズを取り除いて5.1ch化。3D(立体化)はしていないものの、素晴らしい映像・音響に加えて、ソニービジネスソリューション/ダイナモアミューズメント両社によるMX4Dならではの特殊効果が徹底的に加えられた。

カリオストロの城
(c)原作:モンキー・パンチ (c)TMS

1971年より一貫してアニメ『ルパン三世』を制作してきたトムス・エンタテインメントは、拳銃などリアルな設定を取り入れ、日本初となるテレビアニメのステレオ音声化に取り組むなど『ルパン』を通じて先進的な試みに常に挑戦し続けてきた。『カリオストロの城』はテレビで何度も放送されてきた屈指の名作だが、映画としての迫力を極限までファンの皆様に伝えようというトムス・エンタテインメントの新たな取り組みがMX4D版だという。

従来MX4Dのプログラム制作はアメリカでの作業が定石だったが、MX4D国内販売会社であるソニービジネスソリューションが、プログラム制作ライセンスも取得した事で国内での制作が可能に。そのプログラム制作はダイナモアミューズメントが担当し、その20年以上も遊園地やテーマパーク用映像を手がけてきた様々な動きの演出やノウハウをMX4Dに惜しみなく注ぎ込む。MX4D版は、昨年放送された新テレビシリーズの企画と平行して約1年間をかけて意欲的に準備され、カーアクションをはじめとする迫力のアクションシーンの数々も、MX4Dならではの臨場感で甦る。

映画『ルパン三世 カリオストロの城』MX4D版は2017年1月、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開

【声の出演】
ルパン三世:山田康雄
峰不二子:増山江威子
次元大介:小林清志
石川五ェ門:井上真樹夫
銭形警部:納谷悟朗
クラリス:島本須美
カリオストロ伯爵:石田太郎、他

【STAFF】
原作:モンキー・パンチ
監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿、山崎晴哉
作画監督:大塚康生
音楽:大野雄二
美術:小林七郎
製作・著作:トムス・エンタテインメント

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