行定勲初ロマンポルノ作品、板尾創路主演『ジムノペディに乱れる』官能的なシーンちりばめた予告解禁

2016年10月18日

「日活ロマンポルノリブートプロジェクト」第1弾、『ピンクとグレー』の行定勲監督が初めてロマンポルノに挑んだ最新作『ジムノペディに乱れる』が11月26日（土）より新宿武蔵野館ほか全国順次公開される。この度、ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。

本作は、今年2016年で製作開始から45周年を迎える成人映画レーベル「日活ロマンポルノリブートプロジェクト」第1弾にあたる作品。かつて国際映画祭で高い評価を得た経歴を持ちながらも低迷し続けていく映画監督・古谷慎二を主人公に、不器用で官能的な大人の恋愛をエリック・サティの名曲「ジムノペディ」にのせて描く。全てを失い自暴自棄になっていく映画監督・古谷を板尾創路が演じ、古谷を惑わす2人ヒロイン結花と安里を、芦那すみれと岡村いずみがそれぞれ扮し、初挑戦となる濡れ場で美しく官能的なラブシーンを披露する。共演に田山由起、田嶋真弓、木嶋のりこ、西野翔らが名を連ね、ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきがカメオ出演している。

行定勲監督のほか塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督ら第一線で活躍する監督陣が、完全オリジナルの新作を28年ぶりに撮りおろすことで話題を呼んでいる「日活ロマンポルノリブートプロジェクト」。先日行われた第21回釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映には、韓国を代表する鬼才映画監督キム・ギドクや、映画プロデューサーのアン・ドンギュなど韓国映画関係者が来場し、本作『ジムノペディに乱れる』を絶賛。

解禁された予告編には、板尾演じる古谷が、女たちの肌のぬくもりに助けられながら、失った何かを探し求める姿が描かれており、古谷をとりまく女たちとの官能的なシーンを想起させる映像がちりばめられている。