『ラストサムライ』トム・クルーズ×池松壮亮、13年ぶり再会に笑顔「大きくなったね!」

映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』来日記者会見が8日、都内・ザ・ペニンシュラホテル東京にて行われ、主演のトム・クルーズ、監督のエドワード・ズウィックが出席。さらに、子役時代に『ラストサムライ』で2人と共演した俳優・池松壮亮が駆けつけた。

ジャック・リーチャー

前作『アウトロー』で監督を務めた『ユージュアル・サスペクツ』の名脚本家クリストファー・マッカリーから代わり、今作では『ラストサムライ』のエドワード・ズウィックが監督を務め、トム・クルーズとの再タッグが実現。前作に引き続き、元米軍エリート秘密捜査官にして今は街から街へと放浪を続ける一匹狼ジャック・リーチャーをトムが演じるほか、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパーらが脇を固める。

ジャック・リーチャー

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』以来1年3か月ぶり、通算22回目の来日となったトム。「日本にまた来られて嬉しい。『ラストサムライ』のズウィック監督と一緒に来れて、とても名誉に思っているよ」と笑顔をのぞかせ、「日本に来るのはいつも楽しみにしている。ホテルはいつも見晴らしが良くて夜景が綺麗。食べ物も美味しいし、日本人はスペシャルなんだ。友達や戸田さんもね(笑)とにかく東京が大好きだよ!」と来日の喜びを明かした。また、『ラストサムライ』以来14年ぶりズウィック監督との再タッグに「素晴らしいフィルムメーカー。人間のエモーション、感情というものに敬意を持って表現するんだ。そういうところに『ラストサムライ』との共通点を感じるね」と語った。

ジャック・リーチャー

ズウィック監督は『ブラッド・ダイヤモンド』以来9年ぶりの来日。監督自身、初のシリーズ作品を引き継いだ最新作について「重要だったのは、シリーズの1作品でありながら、独立した映画作品として楽しんでもらえるように作ったこと。原作者のリー・チャイルドが書いた19冊もの数ある同シリーズから今回選んだのは、キャラクターに深みのあるもの。1本目の『アウトロー』より、キャラクターたちを掘り下げていけるのではないかと思ったんだ。もちろんアクションやワクワクする部分をキープしつつ、リーチャーと周りの人間関係を掘り下げていくことを目指したんだ」と言及した。

ジャック・リーチャー
ジャック・リーチャー

2003年に公開された『ラストサムライ』でスクリーンデビューを飾り、トム扮するオールグレンと心を通わす少年・飛源を演じた池松。以来13年ぶり2人との再会に笑顔をのぞかせた池松は「あの頃は俳優になると思ってもいなかった。お2人に出会っていなかったら、多分東京にも出てきてない。僕の人生が変わりました」としみじみ。

ジャック・リーチャー

トムは「大きくなって素晴らしい俳優になったね!あの頃から素晴らしい演技をしていたから、なんの驚きもないよ!」と満面の笑み。ズウィック監督は「『ラストサムライ』の時に、飛源がオールグレンにサヨナラを告げるシーンを、日没バックに撮りたかったんだ。どんな役者でも難しいシーンを、池松くんに1テイクでやってもらわなきゃいけなかった」と振り返り、トムも「直前にシナリオを変更したのに成功させた。本当に楽しかったし、観客の共感を呼ぶキャラクターに仕上がったんだ。感動したよ、パーフェクトだった」と絶賛の言葉を贈った。

映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は11月11日より全国公開

【CREDIT】
出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパー ほか
監督:エドワード・ズウィック
製作:クリストファー・マッカリー、トム・クルーズ、ドン・グレンジャー
配給:東和ピクチャーズ 公式サイト:jackreacher.jp

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