1995年に公開され映画の世界に多大なる影響を及ぼした、士郎正宗原作のSFアニメーション映画『攻殻機動隊』を、新たにハリウッドがスカーレット・ヨハンソンを主演に迎え実写映画化。この度、香港で撮影中の実写版『Ghost in the Shell(原題)』のセットに、アニメ版監督の押井守が訪問した。
パラマウント・ピクチャーズより公開された映像では、監督のルパート・サンダースが押井守が撮影現場に訪れたことを紹介。撮影セットを訪れた押井は「スカーレット・ヨハンソンの素子を1本通して最後まで観てみたい」と語り、「僕が想像した以上に役になっていると思う。間違いなくいままで作られた『攻殻』の中で1番ゴージャスな作品になる」と評価した。
これまで『攻殻機動隊』の世界観を作り上げてきた押井が評した本作について、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるマイケル・コスティガンは「そのスケールは映画の始まりから大きく、アニメ版に忠実な作品になっている」とアニメ版の世界観を尊重した映画作りであることを伺わせた。
11月13日(日)にはパラマウント・ピクチャーズが東京でローンチパーティーを開催する。サンダース監督やスカーレット・ヨハンソンが来日し、最新トレーラーが公開される。実写版に参戦したビートたけしもパーティーに参加する予定だ。
『Ghost in the Shell(原題)』は2017年3月31日(金)全米公開予定
参考:http://screenrant.com/ghost-shell-2017-video-mamoru-oshii/