杉咲花が「しゃーぶしゃーぶ♪」、ダイノジ『湯を沸かすほどの熱い愛』トークライブにサプライズ登場!

ダイノジと行く『湯を沸かすほどの熱い愛』ツアー内トークライブが昨夜11月29日、都内・ラスタ原宿にて行われ、ダイノジの大地洋輔、大谷ノブ彦、中野量太監督、杉咲花が出席した。

湯を沸かすほどの熱い愛
©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

本作は、自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭など数多くの映画祭で上映された中野量太監督の商業映画デビュー作。銭湯「幸の湯」を営む幸野家の母・双葉は、余命2か月の宣告を受けたことを機に、家族からすべての秘密を取り払うべく「絶対にやっておくべきこと」を実行していくさまを描く。

余命2カ月と宣告されたが、絶望のどん底に落ちることなく、やり残したことをいくつも成し遂げようと力強く生きる幸野家の母・双葉を宮沢りえが演じる。娘・安澄役に杉咲花、夫役にオダギリジョー、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役で松坂桃李が共演するほか、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼が出演する。

湯を沸かすほどの熱い愛

人生ナンバー1映画と大絶賛するダイノジの2人によるTwitterが発端で実現した本イベント。「いい肉の日」にちなんで、劇中にも登場するしゃぶしゃぶ鍋を45名の観客とともに囲んだ。第41回報知映画賞にて、作品賞、主演演女優賞(宮沢りえ、史上初の3度目受賞)、助演女優賞(杉咲花、初受賞)、新人賞(中野量太監督)と4冠に輝いた本作。中野監督は「ゼロベースで脚本をたててキャストが集まってきて、今やっとここまでこられたことが本当に嬉しいです」と喜びを吐露。ダイノジ大谷は「僕はこの作品を観るのは今日で3回目だけど全然くるね、相当な嗚咽っぷりだった」と感動しきり。ダイノジ大地も「本当に観るたびに好きなシーンが増えるね」と愛してやまない様子をのぞかせた。

湯を沸かすほどの熱い愛

ここで、中野監督の呼びかけで、杉咲が観客に内緒でサプライズ登場。大歓声にハニカミながら杉咲は「こんなに沢山の方がいらっしゃっているとは思わなかったので本当にびっくりしました。今日はありがとうございます」と笑顔。中野監督は「花が演じた安澄という役は本当に難しい役だと思うんですが、ちゃんと説明したらやりとげてくれました」と太鼓判を押した。

本作に出演して「脚本をもらった時、これは大事にしたい作品だと直感的に感じました」と振り返り、「忘れられない作品になりました。現場もこの作品を愛して作っている人たちが集まっていたしそういう現場にいられたのは貴重なことだと思っています」と語る。報知映画賞助演女優賞受賞については、「それは授賞式の時に」と笑顔をのぞかせた。続けて杉咲は、「この映画はすごくあったかい映画と思うんですけど、あったかい方々を集めてくれる映画だとも思っています。本当はこの映画を観てくださったひとりひとりに感謝を伝えたいです。沢山の方が観てくれていることが本当に嬉しいです」と観客への感謝を熱く訴えていた。

イベントでは、杉咲は「いいですか?しゃーぶしゃーぶ♪」という劇中さながらのしゃぶしゃぶコールで会場を沸かせて退場。その後も、しゃぶしゃぶ鍋の熱気に包まれながら、ダイノジの2人と中野監督は熱いトークを繰り広げた。

映画『湯を沸かすほどの熱い愛』は大ヒット公開中

【CREDIT】
出演:宮沢りえ 杉咲花 篠原ゆき子 駿河太郎 伊東蒼 /松坂桃李 /オダギリジョー
脚本・監督:中野量太
配給:クロックワークス 公式サイト:atsui-ai.com

©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

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