映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』レッドカーペットアライバルイベントが6日、ロケ地・京都の伏見稲荷大社にて開催され、主演の福士蒼汰と小松菜奈が出席した。
七月隆文の同名小説を映画化した本作は、京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿と、大学まで向かう電車の中で一目惚れした“ある秘密”を抱える福寿愛美の恋模様を描くラブストーリー。主人公の高寿を福士蒼汰、ヒロインの愛美を小松菜奈がそれぞれ演じるほか、東出昌大、山田裕貴、清原果耶、大鷹明良、宮崎美子が共演する。監督・脚本は『ホットロード』『アオハライド』で知られる三木孝浩監督×吉田智子が務める。
主題歌であるback numberの「ハッピーエンド」が流れる中、“冬のデートコーディネート”に身を包んだ2人は、京都らしさ満点の人力車で登場。会場には、事前応募で集まった600人を遥かに上回る約3,000人のファンが2人の姿を一目見ようと集まった。
約1年ぶりに撮影ロケ地に戻ってきた福士は、「本当に懐かしいです。ここからすぐ近くの道を登って、予告でも使われているキツネのお面をつけているシーンを撮りました。撮影時も(イベントと同じ)午前中だったので、すごく気持ちよかったです。千本鳥居の間から来る光がとても綺麗だったという印象があります」と振り返った。小松も「平日なのにこんなに沢山の方が集まってくださって、本当に嬉しいです」と喜びをあらわに。
また、1,300年の歴史をもつ伏見稲荷大社で“史上初”となるレッドカーペットアライバルイベント開催に、福士は「すごく歴史のある伏見稲荷大社という場所で祈願イベントを行えたことはすごく光栄だなと思います。こんなに沢山の方々に集まっていただき、皆さん本当にありがとうございます。すごく嬉しいです」と語り、レッドカーペット闊歩に「少し恥ずかしかったです(笑)ここを歩くのはなかなかできませんし、史上初ということで、どういう気持ちでいたらいいのか分からなかったです(笑) 」と笑顔をのぞかせた。
京都にあるデートスポットの多くで撮影された本作。小松は「デートシーンは『2人で楽しんで』と言われて、本当に楽しんでいたところをカメラマンさんに撮っていただきました。鴨川の飛び石を飛び越えるシーンは何度も色々な方向から撮ったのですが、自然と楽しめたので、デートしている感じが画面にも伝わればいいなと思います」とコメント。続けて、「撮影中は常に笑顔でいることを心がけていました。辛い時に辛い表情をするのではなく、明るく振舞っているほうが心にぐっとくるのかなと思ったので、明るく楽しんでいるようにしました。一緒に撮影していても現場も和気あいあいとしていたので本当に楽しくて、いい思い出が沢山あります」としみじみ振り返っていた。
最後に福士は「映画は、ほとんどのデートシーンに細かい設定がなく、アドリブで、自分たちの素の表情が見られる珍しい映画になっていると思います。高寿の成長ストーリーでもあり、最初と最後の高寿の顔が全然違うので、そういう成長のグラデーションを意識しました。この映画は時間を見つめ返す映画です。是非大切な人と、寒い冬にこの暖かい映画を観ていただければと思います」とアピールし、イベントを締めくくった。
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は2016年12月17日より全国東宝系にて公開
【CREDIT】
原作:七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(宝島社)
出演:福士蒼汰 小松菜奈 山田裕貴 清原果耶 東出昌大 / 大鷹明良 宮崎美子
監督:三木孝浩 脚本:吉田智子
配給:東宝 映画公式サイト:http://www.bokuasu-movie.com/
©2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会