『糸』菅田将暉×小松菜奈がファン100名とオンラインで交流、「出逢ってくれてありがとう」互いに感謝の気持ち伝える

映画『』大ヒット御礼47都道府県オンラインミーティングが29日に行われ、菅田将暉と小松菜奈が出席した。

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中島みゆきの名曲「糸」を映画化した本作は、平成元年生まれの男女が出逢い、別れ、そして平成の終わりに再びめぐり逢うまでの18年間を、「生活者の視点から見た平成史の変遷」とともに描きだす、壮大な愛の物語。主人公の男女を、菅田将暉と小松菜奈がそれぞれ演じる。共演に榮倉奈々、斎藤工、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙、馬場ふみか、永島敏行、竹原ピストル、松重豊、田中美佐子、山口紗弥加、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)らが名を連ねる。監督を、『64-ロクヨン- 前編 / 後編』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などで知られる瀬々敬久が務める。

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オンラインミーティングは約100名の参加者と、菅田・小松が映画『』でつながるトークが進行。「何回泣いたかわからない」「涙が止まらなかった」「『糸』という曲の概念が変わった」「すごく大好きな映画になりました!」など感想を聞いた2人は、「嬉しい!ありがとうございます!」と喜びをあらわにしていた。

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抽選で選ばれた参加者からの「『再会』が映画の一つのキーワードだと思うのですが、お2人にとって再会してよかったエピソードはありますか?」との質問に、菅田は「実家の隣の家に犬がいたんです。僕が生まれた頃からいたので一緒に遊んで一緒に大きくなって、16歳で上京する頃には衰えてきていて…上京してから数年後に実家に帰って再会できたんです。『会えて良かった。またくるからね』と言った日に亡くなったんです。待っててくれたのかな」と感動的なエピソードを披露。

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また、菅田・小松が現場で遊んでいた、フライパンで目玉焼きをパスし合うおもちゃを購入したというファンも登場。菅田と小松は「わー!でたー!現場で遊んでたおもちゃ!これ意外と難しいんですよ!」と笑みをこぼしていた。イベント終了後には、菅田と小松によるクロージングトークも行われた。2人にはサプライズで、瀬々監督からのお手紙が。

瀬々敬久監督 手紙全文


菅田くん、小松さん。長い間の』行脚ありがとうございました。
1年前の夏からの撮影でした。その頃は今のようなコロナ禍の状況など考えもしませんでした。
そして、一時はどうなることかと思いながら、今こうやって劇場で観客の皆さんを前にして、スクリーンに映し出されるのは本当嬉しいです。
王道まっしぐらのすれ違いのこの映画の物語ですが、2人のそこにいる、それだけ。
それで勝負している感じ。
そんな感覚の存在感というか、居住まいというか、それがこの映画を大きく救ってくれたと思います。
そこにいる、それだけ。
2人に共通するその感じ。
前から好きでした。
監督の山戸さん・真利子さん、自主映画時代から知っていたので、共演作の『溺れるナイフ』も『ディストラクション・ベイビーズ』も撮影前から観ていましたが、「なんだか孫の知り合いと仕事するみたいだな」と思いながら始めたのが1年前です。
おっさんながら、「山戸や真利子には負けられんぞ!」と密かに思っていたわけです。
2人のシーンで僕が一番好きなのは、函館の漁港で抱き合うシーンです。
あんなことがあったのなら、人生はそれで、それだけでいいんじゃないかと僕なんかは思えてしまいます。
小松さん単独では、シンガポールでのカツ丼。
実際に現場で「糸」を流しながら撮った2テイク。
溜めていたものが一気にググッと弾ける感じ、小松さんの瞬発力。
あのシーンが本当にシンガポール撮影の最終カットで、現地のスタッフと何か名残惜しい感じだったのも印象的です。
菅田くんの僕が一番好きなシーンは、2度目の「ファイト!」のところです。
成田くんの歌唱が注目されがちですが、歌を聞きながら気持ちが変わっていく漣の表情。
今回は受けの芝居が多かった漣の芝居ですが、その中でも僕は大好きです。
初めて行われた出来事のようにその場の芝居を見たい。
普段の日常では見られない感情の爆発を見たい。
いつもそんなことを考えて撮影現場に行きます。
映画は、不自然なことだらけなのに、何回もテストなんかを繰り返して、自然らしさなんかもうないはずなのに、と思いながらもそれを望んでいます。
矛盾だらけです。
でお、そんな矛盾だらけの現場の中でも、菅田くんと小松さんが、多分この作品以前から、普段からやろうとしている挑戦と取り組みは、僕らの目論見を超えて、さらに新しいものを見せてくれたと思います。
そして、今振り返ってみると漣も葵もそれぞれ、ある意味では残された人たちだったんだろうなと改めて思ってしまいます。
先に死んでいった人たち。
そして、ここに残された人の悲しみや想い。
2人はそれをしっかりと体現してくれたことだと思っています。
』は平成の物語だと言っていますが、ずっと昔から、そしてこれからも続いていく物語であり、テーマな気がします。
僕も尊敬する映画の先輩や仲間がすでに何人も先に死んできました。
そういった人たちは、時には腹立たしくもあったのですが、残してくれ、伝えてくれたものはかけがえのないものだと今は思っています。
自分自身も、そろそろそっちの死に近い側です。
映画なんか大嘘なんですが、信じるに足りる何かが映画にはあると思っています。
信じるに足りる何か。
』という映画が、そういう映画になることを祈って。
そして、菅田さん、小松さんがこのままずっとまっすぐに、いや、寄り道したっていいんですけど、信じるに足りる何かを求め続けることを祈って。
いや、2人ならやるに決まってるんです。
偉そうに言いましたが、今日その現場に駆けつけることができなくてすみません。
菅田さん、小松さん、そして『』。
ありがとうございました。


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しみじみと聞いていた2人は、「この熱量の手紙をいただいて歌うことになりました。瀬々さんは普段シャイな方なので、なかなか本心が見えにくいんです。でもいつも目の奥がたぎっていて、すごい綺麗な目をしてる。会いたくなりましたね」(菅田)、「瀬々さんのまっすぐな姿勢はすごく熱くて、愛情と熱量がちゃんとある。それに私もちゃんと応えたいと思った。今のお手紙を聞いてすごい嬉しかったです」(小松)とそれぞれコメント。

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また、本作のキャンペーンで2人が揃うのは今回が最後ということで、イベント現場でスタッフが涙するのを見て小松ももらい泣き。菅田は小松に「良い再会ができました。圧倒的な信頼度とお芝居をしている高揚感に何度も助けられた。(小松の)いろんな作品を観たいですし、役者・俳優部としていろんな作品で相対したいなと、ひたすらに思います。本当にいつも明るくて、ずっと人のことを考えている。現場で助監督さんのお手伝い、衣装部さんのお手伝いをしていたり、本当に感謝しかない。葵の役は誰でもよかったわけではないですし、過去に共演してたからといって誰でもよかったわけでもない。菅田将暉にとって絶対に小松菜奈じゃなきゃできない漣だったと思いますし、逆に葵だったと思います。楽しい時間をありがとうございました」と感謝の気持ちを伝える。

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小松も菅田へ「信頼度もそうですが、役について相談したりすることに一生懸命聞いてくれて、それを100倍にして返してくれる。すごい優しい方だなと思います。すごく刺激になる存在なので、ライバルのようにやっていきたい。頑張れる。シンプルに、出逢ってくれてありがとうございます。その器の広さ、人に対する優しさ、素晴らしいなと思うところが託さなって、私もそうでありたいなと思わせてくれる人。これからもよろしくお願いします」と涙ながらに言葉を贈った。

映画『』は全国東宝系にて大ヒット公開中

(C)2020映画『糸』製作委員会

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作品情報

糸

4.1
2020/8/21(金) 公開
出演
菅田将暉/小松菜奈/山本美月/高杉真宙/馬場ふみか/倍賞美津子/永島敏行/竹原ピストル/二階堂ふみ/松重豊/田中美佐子/山口紗弥加/成田凌/斎藤工/榮倉奈々/片寄涼太 ほか
監督
瀬々敬久