映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』ワールドプレミアが13日、都内・六本木ヒルズアリーナにて行われ、主演のミラ・ジョヴォヴィッチをはじめ、アリ・ラーター、ローラ、ウィリアム・レヴィ、オーエン・マッケン、イ・ジュンギ、エヴァ・アンダーソン、監督のポール・W・S・アンダーソンが登壇した。
日本発の大人気ゲームシリーズから生まれ、世界中で大ヒットしている究極のアクション超大作『バイオハザード』シリーズ。2002年よりスタートし、第6弾にして最後の作品となる『バイオハザード:ザ・ファイナル』は宿敵アンブレラ社との最終決戦の行方を描く。
総勢150を超えるアンデッドメイクを施したファンが集まる会場に、アンブレラ社から約100体のアンデッドが送り込まれると、会場のボルテージは一気に最高潮に。ステージに群がるアンデッドを退治するかのように、キャストの面々が登場すると、さらなる歓声が沸き起こった。
“バイオ生誕の地”日本へ、“アリス”として最後の来日となったミラは「また日本に戻ってくることができたわ!バイオハザードが生まれた、ここ日本で、この映画を観てもらえることを本当にワクワクしているの!」と喜び。最終章でカムバックを果たしたクレア役のアリは「とても光栄だわ。今回で3回目の出演だけど、ファンのサポートなしには実現できなかった。本当にありがとう!クレアは忠誠心溢れる女性で、また赤い革ジャンを着て、赤い髪色にできたことが本当に嬉しいわ」と笑顔をのぞかせた。
また、本作でハリウッドデビューを果たしたローラ。挨拶を求められると、「Englishで言うね!」と流暢な英語を披露。観客が沸く中、ローラは改めて日本語で「この映画に出れたことすっごく嬉しいし、台本も素晴らしくて、最終章だから迫力もすっごくて!みんなも(ミラや監督のアンダーソン)すっごく優しくて、最高に楽しい撮影だった!本当に素敵な経験だった。ぜひ観てね〜♡」と語り、ファンへデビュー作をアピールしていた。
一方、ローラと同じく本作でハリウッドデビューを果たしたのが、ミラとアンダーソンの愛娘エヴァ。終始可愛らしい表情や仕草でファンをメロメロにしていたエヴァは「ワールドプレミアに来ることができてとっても嬉しい!」と満面の笑みをのぞかせ、「日本はとってもプリティで、“スーパーカワイイ”!」と初めての日本の印象を明かした。ミラは「この子がレッドクイーンよ!」と叫び、会場を沸かせていた。
また、ローラとの共演について聞かれたミラは「映画を観た時に、きっとショックを受けると思うわ。ローラは今の雰囲気とはまた違った、衣装を身につけ、大きな銃を手にした彼女はすごく激しい戦士に変身してるから。初めて会った時はファッションや美容、ラーメンの話をしていて、『どうやって戦士になるのかな?』と思っていたの。彼女の変身ぶりを見ていて、女優として素晴らしいと思ったわ」と絶賛の言葉を贈った。
最後にミラは、15年間寄り添ってきた“アリス”としての最後を迎えることに「とっても悲しい。ちょっとポールに怒りの気持ちがあるわ。私と一緒に仕事をするのが好きだったはずなのに...」と悲しげな表情を見せつつ「だけど、アリスというキャラクターを演じることは、本当に名誉なことだった。今回の結末は、絶対にファンの期待に応えるものになっているわ!ついにアリスが誰かということも明かされるし、今までの最高級のバイオハザードを楽しんでね!」と日本のファンへメッセージを贈った。
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映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』は12月23日より世界最速公開
【CREDIT】
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、ウィリアム・レヴィ、ルビー・ローズ、ローラ
原題:Resident Evil: The Final Chapter 全米公開:2017年1月27日