熊切和嘉監督作『武曲 MUKOKU』前田敦子が綾野剛の恋人役で出演、新たに風吹ジュン、小林薫、柄本明ら

芥川賞作家・藤沢周の「武曲」を、第36回モスクワ国際映画祭最優秀作品賞を受賞した『私の男』の熊切和嘉監督が映画化。綾野剛主演『武曲 MUKOKU』2017年初夏に全国公開される。この度、新たに前田敦子、風吹ジュン、小林薫、柄本明の出演が発表された。

武曲 MUKOKU

古都・鎌倉を舞台に、“師匠と弟子”2人の男の愛と再生を描き出す本作。母は亡く「殺人剣の使い手」と称されていた父(現・植物人間状態)を持つも、アルコール漬けで自堕落な日々を送る剣道五段の矢田部研吾を綾野剛が、彼の前に現れるラップの作詞に夢中な天衣無縫の高校生・ 羽田融を村上虹郎がそれぞれ演じる。監督を『私の男』の熊切和嘉が務め、脚本を『そこのみにて光輝く』の高田亮が担当する。

武曲 MUKOKU

綾野扮する矢田部研吾の恋人・カズノ役に前田敦子、研吾とカズノが通う小料理屋の女将・大野三津子役に風吹ジュン、かつて「殺人刀 の使い手」と言われた研吾の父・矢田部将造役に小林薫、研吾の師である剣道範士八段の僧侶・光邑雪峯役に柄本明が新たに参戦する。

前田敦子 コメント


熊切監督のすごく真剣に作品に向き合っている姿が素敵で、その前向きさに助けられました。毎回すごいシーンを撮った後の熱量がすごくて、確実にすごいものになっているんだと思います。綾野さん演じる研吾は、本当に男臭い男だなと。男同士のプライドの闘いっていうのは、男の人にしか分からないものがたくさんあると思いますが、そこまで熱くなれるのってかっこいいと思います。

柄本明 コメント


頂いたオファーは全てありがたいです。熊切監督には以前から興味があり、本作の脚本を読んだとき、『スターウォーズ』だと思いました。見た方に喜んで頂ければうれしいです。

映画『武曲 MUKOKU』は2017年初夏、全国公開

【CREDIT】
原作:藤沢周「武曲」(文藝春秋刊)
監督:熊切和嘉 脚本:高田亮
出演:綾野剛 村上虹郎 前田敦子 風吹ジュン 小林薫 柄本明ほか
公式サイト:mukoku.com

©「武曲 MUKOKU」製作委員会

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