映画『咲-Saki-』完成披露上映会が18日、都内・TOHOシネマズ日本橋にて行われ、主演の浜辺美波をはじめ、浅川梨奈、廣田あいか、古畑星夏、山田杏奈らが登壇。サプライズゲストとして永尾まりや、佐野ひなこ、岡本夏美、あのが駆け付けた。
2006年からヤングガンガンにて連載を開始し、現在も絶賛連載中の『咲-Saki-』は、麻雀競技人口が1億人を超え日本でも大規模な大会が開催される麻雀の世界を舞台に、女子高校生たちが麻雀に打ち込む熱血スポ根漫画。毎局プラスマイナスゼロで和了る(あがる)奇跡的な麻雀を打つ高校一年生・宮永咲、彼女に感化され麻雀部に入部する原村和の2人がインターハイの頂点を目指すさまを描く。
ドラマ実写版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の本間芽衣子(めんま)役で注目を集め、『君の膵臓をたべたい』で主演を務めるなど、人気急上昇の浜辺美波が主人公・宮永咲を演じる。共演に夏菜、佐野ひなこ、玉城裕規らが名を連ねるほか、全国高校麻雀県大会で対戦する「龍門渕高校・風越女子高校・鶴賀学園」総勢20名のキャラクターを、それぞれSUPER☆GiRLSの浅川梨奈、私立恵比寿中学の廣田あいか、古畑星夏、山田杏奈、永尾まりや、武田玲奈、ゆるめるモ!のあ、岡本夏美らが演じる。監督を『童貞放浪記』『結び目』で知られる小沼雄一が務め、脚本を『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』の森ハヤシが担当する。
ドラマ初主演を務めた感想を、MCを務めた浅川から聞かれた浜辺は「とても緊張しました!座長という立場でもあったので。でも精一杯頑張ってこの日を迎えられたことは本当に嬉しいです!みんなのことがとても大好きになりました!」と喜びのコメント。共演した古畑は「浜辺ちゃんが凄くかわいくて仕方なかったです!でも浜辺ちゃんと一緒にご飯を食べる機会が何度かあったんですけど、毎回コーラを頼むんです!100%オレンジジュースみたいな感じなのに(笑)」と浜辺の意外な一面を暴露し、笑いを誘った。
一方、長野県大会で清澄高校麻雀部のライバル校として立ちはだかる、龍門渕高校・龍門渕透華を演じる永尾は「外のシーンで虫がすごくて、撮影中にクワガタが出た時に思わず“クワバタ”って言っちゃったんです」と話し、風越女子高校・久保貴子コーチ役の佐野は「私は2セリフ2日のみの撮影だったけど、みんなのクランクアップの日に撮影を入れてくれてとても楽しかった」と笑顔をのぞかせた。
イベントでは、観客に向けて「公開記念パイ投げプレゼント大会」と題した企画モノを敢行。ガチャガチャのボールの中に撮影でも使った麻雀牌が入っており、この中でハートマーク入りの麻雀牌をゲットした観客には登壇者のサイン入りポスターや台本がプレゼントされるという。浅川の「せーの!」の合図と共に、登壇者が牌を客席へ向かって投げると、会場のボルテージは最高潮に。
最後に浜辺は「こんなにたくさんの方々に来て頂いてありがとうございます!皆さん是非SNSとかで拡散して頂いて、何度でも見て頂きたいです!」とアピールし、イベントを締めくくった。
映画『咲-Saki-』は2017年2月3日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国公開
【CREDIT】
原作:小林 立『咲-Saki-』(掲載 「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
公式サイト:http://www.saki-project.jp
©小林 立/SQUARE ENIX・「咲」プロジェクト