第74回ゴールデングローブ賞で史上最多7部門受賞、第89回アカデミー賞にて最多14ノミネートを果たしたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。監督のデイミアン・チャゼルが様々な映画やアートからインスピレーションを得て作り上げたと言われている本作だが、主題歌"City of Stars"をバックに1952年公開の『雨に唄えば』の映像を編集したファンメイドのマッシュアップ動画がが話題を呼んでいる。
公開された動画では、ライアン・ゴズリングが歌う主題歌"City of Stars"をバックに、ジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ドナルド・オコナーの3人が踊っているもの。雨降るロサンゼルスの街を踊るケリーの姿が、ゴズリングの歌声やピアノの音色と絶妙にマッチしている。だが、往年のハリウッド映画を思わせる『ラ・ラ・ランド』が、『雨に唄えば』と絶妙にマッチするのは偶然ではないようだ。
昨年12月28日に亡くなったレイノルズだが、パームスプリング映画祭でゴズリングは、レイノルズに対して彼女の演技と『雨に唄えば』に感謝の意を述べた。「デビーは毎日僕たちにインスピレーションを与えました。僕たちはインスピレーションを得るために毎日『雨に唄えば』を観ましたが、彼女の才能は本当に唯一無二のものだったのです」と。
参考:http://ew.com/movies/2017/01/19/singin-in-the-rain-meets-la-la-land-fan-edited-trailer/