映画『キセキ ーあの日のソビトー』大ヒット御礼舞台挨拶が12日、宮城・MOVIX仙台で行われ、ヒデの兄でありプロデューサーを務める・ジン役の松坂桃李、グリーンボーイズのリーダー・ヒデ役の菅田将暉をはじめ、ナビ役の横浜流星、クニ役の成田凌、ソウ役の杉野遥亮、兼重淳監督が登壇した。
歯科医師とアーティストを両立し、顔出し一切無しの異色ボーカル・グループ “GReeeeN”の名曲「キセキ」誕生のバックボーンとなる、ある兄弟の物語を描く本作。「キセキ」を含む楽曲すべてのプロデュースを手がけるJIN(ジン)とリーダー・HIDE(ヒデ)が、家族との衝突を経ながら、夢を信じて、仲間と共に自分のやりたいこと、進むべき道を見つけ出し、前へと進んでいく姿を描き出す。
ジン役に松坂桃李、ヒデ役に菅田将暉がW主演を務めるほか、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮らが出演する。監督を『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』など是枝裕和監督の元で助監督として活躍した兼重淳が務める。
公開3週目(2月11日(土)時点)にして8.5億を超える大ヒットを継続中の本作。劇場にキャストを呼ぶ投票キャンペーン「キセキを呼ぼうキャンペーン」で1位に輝いたMOVIX仙台にて、大ヒット御礼舞台挨拶を実施した。
客席は満席で、松坂、菅田、横浜、成田、杉野らが280人の観客と「道」を合唱。松坂は「本当に仙台の皆さん有難うございます。4万5千票、すさまじいですね」と熱狂ぶりに喜び。真・黄緑のスーツを着用して登場した菅田は「今日はグリーンでなく、ずんだカラーです。“ずんだまさき”です」と笑いを取っていた。
「仙台でこれが好きだったというもの上げてほしい」という質問に、菅田と成田は「ずんだシェイクがめちゃくちゃ美味しくて、芸名変えようと思った」とご満悦。映画公開を受けて反響に対する質問に、兼重監督は「40年ぶりに幼馴染から家族で見ましたよと連絡がきました」と感慨深い様子だった。
イベントでは、戦国武将キャラ「ねこまさむね」くんからさらなるヒット祈願をして、触れると“キセキが起こる”と言われる愛刀で、キャストがまさかの正座で注入される展開へ。最後はなぜか“喝”を受けた杉野だけ、斬られる効果音が発生するなど、笑いの絶えない舞台挨拶となった。
最後に菅田「ずっとグリーンボーイズとして“道”を歌いたいと思っていて、今日初めてみんなで歌えていい最後になったと思いました」、松坂「心から感謝しています。今日ここで一旦、舞台挨拶が終わりますが、皆さんの応援と愛情の支えで、ここ仙台で(舞台挨拶が)できたことを嬉しく思います」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。
映画『キセキ ーあの日のソビトー』は大ヒット公開中
*タイトルの「ソビト」とは:素人または空人。呼称。自由に新しいことに挑戦していく人のこと。GReeeeNによる造語。
【CREDIT】
出演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮、早織、奥野瑛太、野間口徹/麻生祐未、小林薫
監督:兼重淳 脚本:斉藤ひろし
配給:東映 製作プロダクション:JOKER FILMS
公式HP:kiseki-movie.com
©2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会