日本の特撮シリーズ「スーパー戦隊」の英語版ローカライズとして全米で放送されているテレビシリーズを、総製作費120億円の圧倒的スケールで映画化した日米ハイブリッド超大作『パワーレンジャー』が7月15日に全国公開される。この度、本作の日本語版声優を勝地涼と広瀬アリスが担当することが発表された。
あるとき驚異的なパワーを手にした、ごく普通の高校生5人が本当のヒーローになるために自身の力と葛藤し、悩み、助け合い、立ち向かうさまを描く本作。主人公でパワーレンジャーのリーダー・レッドレンジャーでもあるジェイソンを演じるのは、本作がハリウッドデビューとなり、次期ヒュー・ジャックマンの呼び声も高いデイカー・モンゴメリー。共演にRJ・サイラー、ナオミ・スコット、ベッキー・G、ルディ・リン、ビル・ヘイダー、ブライアン・クランストン、エリザベス・バンクスらが名を連ねる。
日本語吹替版では、5人をまとめるリーダー・レッドレンジャー(ジェイソン役)を勝地涼が、ピンクレンジャー(キンバリー役)を広瀬アリスがそれぞれ演じる。勝地はアニメでの声優を経験しているものの、実写版かつ洋画の声優は本作が初挑戦。広瀬は本作が声優初挑戦となった。
勝地涼 コメント
日本のスーパー戦隊を元にした『パワーレンジャー』をハリウッドで映画化するということで、どんな映画になるのか今からとても楽しみです。自分がレッドを演じてもいいのかなという不安な気持ちもありますが、子供のころから見ていた作品に参加できることに、懐かしさと嬉しさがあります。洋画の吹き替えは初めてですが、俳優の自分を選んでいただいた意味があると思うので、キャラクターに気持ちを入れて演じられるように頑張りたいと思います。今回の役柄は、最初からレッドレンジャーとして登場するのではなく、これから“パワーレンジャー”になっていくという話なので、劇中で描かれているキャラクターと一緒にヒーローになっていけたらなと思います。
広瀬アリス コメント
今回、初めて声のお仕事をさせていただきます。ドラマや映画のお仕事とは少し違うので今からとてもドキドキしています。実は幼い頃、兄とスーパー戦隊を見ていたと両親から聞き、お話を頂いたときはなにか運命のようなものを感じました。普段からアニメを見て声優さんが大好きなので、憧れのお仕事を経験できることが嬉しいです。吹き替え版の洋画を見ながらアフレコ前にしっかり勉強して頑張ろうと思います。ピンクレンジャーの可愛らしさを残しつつ、かっこよく演じられたらなと思います。
映画『パワーレンジャー』は7月15日より全国公開
【CREDIT】
監督:ディーン・イズラライト
脚本:ジョン・ゲイティンズ、アシュリー・ミラー
製作総指揮:アリソン・シェアマー、ブレント・オコナー
出演:デイカー・モンゴメリー/RJ・サイラー/ナオミ・スコット/ベッキー・G/ルディ・リン/ビル・ヘイダー/ブライアン・クランストン、エリザベス・バンクス
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