『この世界の片隅に』のん、片渕須直監督らがファンに笑顔で恩返し!第4弾来場者特典の配布が決定

映画『この世界の片隅に』から、これまで応援してくださった方への感謝の気持ちを込めて、18日(土)に新宿ピカデリーにて大ヒット御礼舞台挨拶を実施。主演声優を務めたのんをはじめ、尾身美詞、潘めぐみ、牛山茂、新谷真弓、コトリンゴ、片渕須直監督が壇上に揃った。当日参加できなかった細谷佳正、岩井七世からもビデオメッセージがサプライズで上映され、満席の会場を沸かせた。

この世界の片隅に

のんと潘は、W受賞となった第11回声優アワードの授賞式を終えたばかりの登壇。のんは「私のアフレコ収録は一番最後だったので、みなさんの声を感じながら演じられたことがすごくありがたかったなと思っていて。そのことに感謝しながら賞をいただきました」とキャストへの感謝の気持ちを笑顔で述べた。

潘は「方言指導の新谷さんに広島弁を細かく指導していただいて。アフレコは予定より時間が掛かってしまいました。方言も演技も出来上がった映像を観るまで不安だったんです。だけど初号を観て、のんさん演じるすずさんの声を聞いたとき、『あ、ようやく私すみちゃんになれた』と思ったんです」とアフレコ時の苦労、そして姉妹愛を感じさせるエピソードを披露した。

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周作役を演じた細谷は「少しロマンチックな話なんですが、良いものを情熱をもって作っていれば必ず観てくれる人はいて、大きなものになっていくんだと感じました。この仕事を始めた時から日本の一つの文化として世界に発信されるようなアニメーションに関わりたいと思っていて、おおげさな言い方ですがちょっと夢に近づいたかなと思って誇らしい気持ちです」と感慨深げに語り、最後は観客から「おめでとう」を引き出す華麗なコール&レスポンスを実施し、会場を沸かせていた。

また、径子役を演じた尾身は「こんなに公開から時間が経っているのに、こうしておめでたいご挨拶ができて、これも本当にみなさんのおかげです。たくさんの方が径子さんを好きになってくれて嬉しいです。何十年も次の世代までみなさんの心の中に残り続けていっていただければ」と涙ぐみながら挨拶。その後、牛山と新谷は夫婦ならではのコミカルなやりとりを披露。コトリンゴも現在実施中でSOLD OUTが続出しているサウンドトラックライブの様子を振り返っていた。

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片渕監督からは「(チケットが即完売してしまったこともあり)今日切符を取れなかったみなさんも含め、ありがとうございます。アフレコはみんな別々に収録したので、みんながはじめて集まれたのは初号のときで。その時も一つの家族になったという温かさを感じて感動しました。今日もまたこうして会えたことが嬉しいです。ちょっとした気の迷いがあったらこの作品は完成しなかっただろうと思うと、頑張って良かったなと思います。でも6年かかって作ったものが、たった4か月で終わっては堪らないという気持ちもあります。まだまだこれからです!」と新たな決意を明かした。

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また、公開20週目となる今週末3月25日(土)に、第4弾の来場者特典オリジナルポストカードの配布が決定。支えてくださった方への感謝の気持ちを込めて、監督補・浦谷千恵がお祝いをテーマに、宴の準備で大忙しの北條家の台所をイメージして描き下ろしたもの。細部まで「ありがとう」の気持ちが宿っている。裏面にはこのデザインに込められた想いが記されているので、ぜひ劇場でチェックしてみては?

本ポストカードは3月25日(土)に全国の上映劇場にて数量限定で配布される。

映画『この世界の片隅に』は大ヒット公開中

【CREDIT】
声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 / 澁谷天外
監督・脚本:片渕須直 原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
製作統括:GENCO アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル 公式サイト:konosekai.jp

©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

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