実写ドラマ・映画化『トモダチゲーム』ドラマ版完成披露イベントが27日、都内・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、主演の吉沢亮、ヒロイン役の内田理央が登壇した。
原作は、主人公の高校生・片切友一が仲の良い友達とともに大金のかかったゲームに挑戦する展開から始まる。 ゲームはどれも、思わず“友人を疑ってしまう”ような内容で頭脳をフル活用しないとクリアできない。ゲームクリアのコツは“友達を疑わないこと”だが、彼らは“金”より“友”を選べるのか、究極の頭脳戦を描き出す。主人公・片切友一を吉沢亮、ヒロイン・沢良宜志法を内田理央が演じるほか、山田裕貴、大倉士門、根本凪、久保田悠来が共演する。
ドラマ版初お披露目の場に「吐きそうなくらい緊張してます」とはにかんだ吉沢。撮影時の大変だったエピソードを問われると「寒かったよね!」と揃って答え、ドラマ全4話と映画2部作を昨年末に一気に撮ったようで「ひたすら寒かった。カイロ30枚くらい体に張り込んで撮影してました(笑)全部一ヶ月くらいで撮ったので、スケジュールがかなりタイト。みんな体力消耗しましたね」と吉沢。
内田が「心理戦もあって、吉沢くんはかなりセリフも多くて大変そうでした」と明かすと、ゲーム内容などの説明セリフが多かったようで、吉沢は「覚えるのが大変でしたね。撮影が夜中に終わって、次の日朝早くても、山田裕貴くんと2時間くらい読み合せしたりしました。山田くんにすごく助けられた印象です」と過酷な撮影を振り返っていた。
逆に楽しかったエピソードを尋ねられると、内田は「みんなでクリスマスやりましたね!」とにっこり。撮影期間にクリスマスを迎え、スタッフからご馳走を振る舞ってもらったと話し、吉沢は「みんな終わりの方で体力も限界に近づいている中で、スタッフさんが現場を温めてくださって『ここから最後まで頑張ろう』っていう気持ちになって。感動しちゃいましたね」と回顧。内田も「心遣いが嬉しかったです!」と言い、吉沢がトナカイのツノをつけていたことを暴露。吉沢は「結構男子メンバーはツノとかつけたりしてましたね!」とはにかんでいた。
また、本作が初共演の2人だが、お互いの印象を聞かれると「吉沢くんはクールなイメージだったんですが、撮影中はすごくムードメーカーでした!」と内田。「そうですか?」と吉沢が首をかしげると、内田は「めちゃめちゃムードメーカーでした!たぶん(笑)キャストにもスタッフさんにもすごく仲良くしていて、一人一人に面白く声をかけてました(笑)」と笑顔を浮かべた。「恥ずかしいな」と照れ笑いをのぞかせた吉沢は、「山田くんと士門くんはかなりおちゃらけていて、本当にムードメーカーのようだった。その2人に僕は乗っかってましたね」と明かした。
一方、内田の印象に吉沢は「本読みの時にすごいモコモコふわふわした服をお召しになられていて。ふわふわした可愛らしい個性的な方だなと思っていて、結構天然ですよね?」と問いかけ。内田が「いや、結構しっかり撮影はこなしてたつもり(笑)」と返すも、「いや、ちょくちょく天然なところが見えたりして、なんか撮影中にすごい変な動きをしてた。“そんなの関係ねぇ!”みたいな(笑)」と暴露。
ハッとした表情を見せた内田は「違うんです!考えられないくらい極寒で、みんな震えてきていたから『体を動かさないと死んでしまう!!』と思って、ちょうど前日にテレビで見ていた“ビリーズ・ブート・キャンプ”を伝授しようとやってたんです!」と、問題の動きについて笑いまじりに解説していた。イベントでは2人から劇場版第1弾の公開日が6月3日に決定したことが発表された。
『トモダチゲーム』は2017年4月よりドラマ放送スタート、映画は2017年6月3日劇場公開
公式サイト:http://tomodachi-game.com
©山口ミコト・佐藤友生/講談社/「トモダチゲーム」製作委員会