映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の物語の核でもある"マインドハック"にちなんだ顔面ハッキングイベントが3月30日にニッショーホールで行われ、長州力と武田梨奈が登壇した。
日本を中心に瞬く間に世界へと拡散し、世界が熱狂するバイブルと化した、日本が世界に誇るSF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』。ハリウッドが実写映画化した本作は、脳以外が全身義体である世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)が、上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの世界を揺るがす戦いに身を投じていくさまが描かれる。
公開前にいち早く本作を観られる機会とあって、会場が熱気に包まれる中、武田梨奈がスカーレット・ヨハンソン演じる少佐をイメージした黒のボディースーツ姿で登場。「(スカーレット演じる少佐が)すごくカッコイイので恐縮ですが、この作品を観て一気にまたファンになりました。こんな衣装でアクションをするなんてとても難しいことだと思うので本当に凄いです。スカーレットはカッコイイし美しいし、女性の憧れです。こんなアクション映画が出来たか!と思うくらい、アニメ的でもあるアクションが印象的ですし、日本人キャストの出演も刺激的でした。今日は楽しんでください!」と挨拶し、会場は大きな拍手に包まれた。
その後、”マインドハック”にちなみ、最先端プロジェクションマッピングを用いて顔が予測不能に変化し顔面がハッキングされてしまう特別映像が上映され、最後に発表された「starring 長州力」の文字と「キレてないですよ!」のセリフに会場は驚きと笑いに包まれる中、満を持して長州力が客席の中を練り歩き登場した。
主人公・少佐の相棒バトーのコスプレに挑戦した長州はトレードマークの義眼を完全装備。この義眼は、マツコ・デラックスにウリ二つで話題を呼んだマツコロイドを製作したチームによる特殊メイクで施されており、その再現性に会場は驚愕の声で溢れた。バトーになりきった長州は「僕にとっては、SFアクションのなかでこの作品がダントツに良いです」とアピール。
そして、激しいアクションが見どころの本作になぞらえ、琉球空手黒帯という経歴を持つ武田が長州を相手にハイキックを披露した。はるか高くに構えられたミットに見事なキックが炸裂し、長州も思わず「キックはキレてましたよ(笑)」と言ってしまうほどの美技に会場は感嘆の拍手で溢れかえった。
また「バーチャルメイクアプリYouCam」×「パラマウント・ピクチャーズ」で誰でも長州のように『ゴースト・イン・ザ・シェル』のキャラクターメイク(女性キャラクターのみ)を体験することができる。PERFECT Corp.最高経営責任者(CEO)アリス・チャは「弊社初の試みとなる映画とのコラボレーションを、『ゴースト・イン・ザ・シェル』と取り組むことができ、とっても光栄です。映画は、現代社会とテクノロジーの融合を実現するのに最適なプラットフォームと考えております。今回実現したAR(各超現実)体験を、世界中のYouCamアプリユーザー4億人以上の方々と、『ゴースト・イン・ザ・シェル』のファンの方々に提供でき、非常に嬉しく思っております。」とコメントした。(「バーチャルメイクアプリYouCam」公式サイト:http://www.beautycircle.com)
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日より全国公開
【CREDIT】
監督:ルパート・サンダース
音楽:川井憲次
出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピット、ピルー・アスベック
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:http://ghostshell.jp/
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