ジェームズ・マカヴォイが誘拐犯から女性人格に豹変！シャマラン新作スリラー『スプリット』本編映像

2017年4月19日

『サイン』『ヴィジット』で知られる監督M・ナイト・シャマランが、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイを主演に迎えた新作スリラー『スプリット』から本編映像が到着した。

M・ナイト・シャマラン作品初出演となるジェームズ・マカヴォイが演じるのは、23もの人格を持つ解離性同一性障害（DID）の男。神経質で潔癖症の青年デニスから、社交的で人懐っこいナイスガイのバリー、9歳の無邪気な少年ヘドウィグ、さらにはエレガントな女性パトリシアへと人格が激しく入れ替わっていく。物語は、新たに発覚した“24番目の人格”が、拉致した女子高生3人組を絶望に陥れていくさまが描かれる。キャストにはマカヴォイのほか、アニヤ・テイラー=ジョイ、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ジェシカ・スーラの3人が拉致される女子高生役で出演する。

『スプリット』ギャラリー

1 of 5

公開されたのは、ジェームズ・マカヴォイ演じる謎の男が、多重人格であることが発覚する緊迫の本編映像。囚われた女子高生3人が、部屋の外にいる女性の姿を見て助けを求めるが、扉を開けて現れたのはハイヒールにロングスカートに身を包んだ女装姿の誘拐犯。状況を呑み込めない女子高生たちに対して、女装姿の謎の男は「大丈夫。彼に言う。私の話は聞くの」「あなたたちの役割は彼も知ってるし、手は出さない」と声をかける姿が収められている。

本作PRのために9年ぶり2度目の来日が決定しているマカヴォイは、この多重人格のキャラクターを演じるにあたり「それぞれの人格を個別に演じるのも難しかったけど、1つのショットの中で演じ分けるのはもっと難しかった。自分が今演じているのはこの人格だと観客に信じ込ませた直後に、また別の人格だと思わせなければならないからね」とコメントしている。

シャマランは「彼は僕が求めることを理解してくれた。あんなに恐れを知らない俳優は初めてだよ」とマカヴォイを絶賛。さらに、本映像に登場するマカヴォイが演じる女性の人格について「たたずまいが素晴らしかった」と語っている。