神木隆之介「いいっすね!史上初!」『3月のライオン』上海映画祭で“史上初”2夜連続プレミア上映決定!

映画『3月のライオン』後編初日舞台挨拶が22日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、神木隆之介、有村架純、倉科カナ、清原果耶、前田吟、加瀬亮、伊勢谷友介、大友啓史監督が登壇した。

3月のライオン

本作は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、すがりつくように将棋を指し続けてきた17歳のプロ棋士・桐山零が、同じ下町に住む三姉妹との出会いや数々の対局から人生を取り戻していくさまを描く。神木隆之介をはじめ、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、高橋一生、中村倫也、尾上寛之、伊藤英明、豊川悦司らが出演し、新たに伊勢谷友介が川本3姉妹を捨てた放蕩な父親・誠二郎として参戦する。監督は『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が務める。

3月のライオン

この日は客席サイドから登場し、大歓声で迎えられたキャスト陣。前編・後編を通して「観て欲しいポイント・印象に残っているシーン」についてトークが進められると、後編から出演している伊勢谷は「僕が出ていない前編からもちろん観させていただいたんですが、棋士の皆さんが緊張感を持って、人生をかけて打っているなと。単純に闘いからくるオーラに『すごいなぁ』とファンになりました」と述懐。続けて「神木君じゃなきゃこの役はやれないんじゃないかってくらい、神木君が詰まった映画で素敵でしたね!」とファン目線で感想をこぼすと、神木は「おこがましいです!ありがとうございます」と笑顔をのぞかせていた。

3月のライオン

棋士たちの対局シーンは長回しで撮っていた本作。“神の子”と恐れられる宗谷冬司 名人を演じた加瀬は「ほんとにしんどかったですね...」と振り返り、「もうずーっと長回しされるんで、予想以上に疲労しました」と語る。そこに伊勢谷が「対局の展開をわかっている上で長尺で打ち続けてるってこと?」と疑問を投げかけると、神木は「そうです!棋士の先生に『何十手先にこうしたい』と教えてもらった上で、それを自分で思いついたかのように指していくんです」と明かし、ポイントとなる何十手先までにたどり着く展開は自身で考えて打っていると話した。伊勢谷は「ん〜!だからあんなリアリティがあるんですね!この映画の素晴らしさを僕はぜひ伝えたい!宣伝にも協力したい!」と興奮しきりだった。

3月のライオン

イベントでは、大ヒットを祈願して鏡開きを敢行。また、観客4名へ神木、有村、倉科、清原から映画にまつわるお土産やグッズ、キャストサイン入りポスターなどを直接手渡するプレゼント企画も行われた。さらに、6月17日より開幕する第20回上海国際映画祭に、前編・後編が同映画祭史上初の2夜連続のプレミア上映として正式出品されることがサプライズで発表された。

3月のライオン

前編・後編と2部作構成の作品は1日で連続上映されることがセオリーだが、史上初の2夜連続のプレミア上映に、神木は「嬉しいです!」たくさんの方に観ていただきたいですし...史上初、2夜...いいっすね!“史上初”って響き!本当に幸せなことだと思います。感謝です!」と満面の笑みをのぞかせた。大友監督は「中国はが以外の映画を観られる数が30本くらいとか決まってるんですよね。こういう映画祭で他の国の映画が上映されると、本当皆さん喜んでくれる。特に神木君の人気も中国ですごくあるし、かなり楽しみにしているかと思うので、ぜひ現地へ行って(現地の反応など)報告したいですね!」と喜びをあらわにしていた。

映画『3月のライオン【前編】【後編】は大ヒット公開中

【CREDIT】
監督:大友啓史
主演:神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶 佐々木蔵之介 加瀬亮 伊勢谷友介 前田吟 高橋一生 岩松了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕 新津ちせ 板谷由夏 伊藤英明/豊川悦司
原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
制作プロダクション:アスミック・エース、ロボット
配給:東宝=アスミック・エース

©2017 映画「3月のライオン」製作委員会

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