ヒュー・ジャックマン“最後”のウルヴァリン役となったマーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』の新たな予告編が到着した。
大ヒットシリーズ『X-MEN』において最高の人気を誇る“ウルヴァリン”ことローガンは、スパイダーマン、バットマン、アイアンマンらとともに2000年代以降のアメコミ映画の隆盛を牽引してきた孤高のヒーロー。本作は、ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来の2029年が舞台。治癒能力を失いつつあるローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を命懸けで守る姿が描かれる。
予告編には、長年の激闘で心身共に疲れ果て、不死身の治癒能力が衰えたヒュー・ジャックマン扮するローガンが、パトリック・スチュワート演じるチャールズから託されたミュータント最後の希望である少女ローラを守るべく、迫りくる最強の敵との命がけの闘いに身を投じていく姿が収められている。「愛する人がいて居場所がある。これが普通の人生だ。君は経験すべきだ」というチャールズのセリフの通り、冒頭で万引きをするローラを叱るローガンの姿や、3人で楽しそうに笑う姿は、超人ではなくまるで普通の人間の家族のよう。
『ウルヴァリン:SAMURAI』に続き監督を務めるジェームズ・マンゴールドは「ローガンは、悪い奴は怖くないし、死も怖いと思っていないが、愛情を怖がっている。それに人と関わることや親密になることが怖い。ローガンに対し、一種のスケールの大きい感情的な要素を突きつけた映画だ」とローガンのキャラクターについて改めて分析する。
これまでに9度にわたり、孤高のヒーローを演じてきたジャックマンも「本作は、以前の“X-MEN”シリーズ、そして全てのアメコミ映画よりも“桁違い”にリアルに、人間らしく描かれている。ウルヴァリンは、アメコミ映画の中でダークで複雑を極めたキャラクターの一人かもしれないが、最後にこのキャラクターを探求するには、彼がどんな人か核心に触れることが重要だった」とアメコミ映画の常識を突き破る、より人間らしさを追及したストーリーになっていることを明かした。
なお、現在公式サイト(http://thankyou-logan.jp/#/boards/logan-movie)では、ヒュー・ジャックマンの来日を記念し、“今までローガンを応援いただいたファンの皆様の力をお借りし、「サンキュー、ローガン!」メッセージ動画を完成させたい!”そんな想いからメッセージ動画を募集中。メッセージは、ヒュー・ジャックマンの来日イベントのステージにてサプライズでジャックマン本人に閲覧してもらう。
映画『LOGAN/ローガン』は6月1日(土)より全国公開
【CREDIT】
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート
配給:20世紀フォックス映画
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