『劇場版 仮面ライダーエグゼイド』製作発表会見、飯島寛騎ら主要キャストが1年間の成長振り返る

『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の製作発表会見が5日、都内・多摩六都科学館プラネタリウムにて開催され、飯島寛騎、瀬戸利樹、松本享恭、岩永徹也、松田るか、小野塚勇人、甲斐翔真、監督の中澤祥次郎が登壇した。

仮面ライダーエグゼイド

今作の舞台はVR(仮想現実)空間。“真のエンディング”が描かれる劇場版では、現実の世界を滅ぼしてVR(仮想現実)空間での支配を企む忍者集団と、仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢たちが激闘を繰り広げる。会見では、VR(仮想現実)空間での活動が可能になる新型フォーム“仮面ライダーエグゼイド クリエイターゲーマー”へ変身するための重要なアイテム「幻夢VR」が登場。PlayStation®VRとコラボし、ヘッドセットがモチーフとなったアイテムで、劇場版の世界がPlayStation®VRで体験できるスペシャル映像コンテンツを準備中だという。この日、仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢役の飯島が劇中同様に装着して初お披露目となった。

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「仮面ライダーエグゼイド」約1年の集大成である本劇場版。これまでの撮影を通して成長したところを聞かれると、飯島は「最初より正義感が強くなりました。最初は弱弱しくて...でも今は全体的に馴染めているし、ドクターとしてのたくましさだったり、レベルアップしたのかなと思います!」とハニカミ。仮面ライダーブレイブ/鏡飛彩役の瀬戸は「個人的には固定概念というものがなくなりました。エグゼイドを通して、いろいろな考え方を持てるようになった。全体としては、普段の仲の良さが良い意味で映像に出ていると思います。最後まで本編のクライマックスに向けて突っ走っていけたら」と気を引き締めていた。

仮面ライダーエグゼイド

仮面ライダースナイプ/花家大我役の松本は「お芝居の中での会話が前よりやりやすくなりました。不自然なくキャッチボールできるようになった」と成長を実感している様子。仮面ライダーゲンム/檀黎斗(新檀黎斗)役の岩永は「騒動のだいたいが黎斗のせいだと思うんです(笑)物語をかき乱している立場として、常に同じような人間ではいられないと思っていて、どんどん変わっていけるように。最近ではドクター側とバグスター側、飛彩があっちに行ったりといろんなことが起こっていて...それでも各々の正義を大事にしているのが画面を通して伝わってくる。去年から積み立てているものがキャラクターに現れているなと思いました」と明かした。

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一方のポッピーピポパポ/仮野明日那役の松田は「声が高くなりました!!どんどん高くなって、最近(耳を)つんざくようにうるさいです(笑)どこかで歌とか歌わせてもらえたらと思っています!」とにっこり。仮面ライダーパラドクス/パラド役の甲斐は「最初のほうは『心が躍るなあ』って言ってただけでしたが、今はストーリーを動かす存在になれたし、仮面ライダーにもなれて嬉しいです。最近ではアドリブを挟めるようにもなってきて、役者としてレベルアップできたかなと思います!」と手応えを明かした。

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仮面ライダーレーザーターボ/九条貴利矢役の小野塚は「本編から半年くらい現場から離れていたので、帰ってきたときに前よりみんなの熱量が上がっているのを感じて。撮影に入った時に、自分の芝居の熱量が『ちょっと低いな...』と感じて、後半の勢いに乗るのに苦労しましたね」と撮影を振り返る。「1人ひとりが仮面ライダーとしての自覚を持って、役としても人間としてもレベルアップしているからそう感じたんだと思います。自分もそこに合わせていかないとまずいなと思って取り組みました」と真摯に語った。

最後に飯島は「エグゼイドとして最後の劇場版。エグゼイドのテーマはゲームと医療。ゲームの面ではVRという最新技術を取り入れていますし、医療の面では治療の難しい病気に挑んでいく僕たちのドクターらしい物語が描かれていると思います!映画の完成を楽しみにしていてください!」と話し、イベントを締めくくった。

『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』は8月5日(土)より全国公開

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